こんにちは!
ゲーリーを使い続けて20年。ヤマセンコーが釣れすぎて一時期封印していた時期がありました。タオルです。
ヤマセンコー使ってますか!?使っていなかったらすぐに買って下さい!大至急です!
バス釣りをやっていてヤマセンコーが釣れないって言う人に出会ったことがありません。
いたら、ぜひ紹介してほしいです。逆に何を使っているのか知りたい‥。
そんな超メガヒットワームのヤマセンコーですが、3インチを使う方が多いようで「4インチ、5インチはでかすぎる気がする‥」「ノーシンカー以外使えないし‥」なんて思っている方に、いろんな状況での使い方をシェアしたいと思います!
目次
ヤマセンコーの特徴
スペック
4インチヤマセンコー 自重7.2g 70 color 公式Product Page
(出典:Gary Yamamoto)
5インチヤマセンコー 自重10.6g 57 colors 公式Product Page
(出典:Gary Yamamoto)
10cm程の何の変哲もない棒状のワーム。
ヤマセンコーを初めてみた時にはそんな印象を抱く人が大半ですよね?
でも、このワームが発売されて20年以上売れ続けている理由は、やっぱりその釣れっぷりにあるんですよ。
釣果を伴わないルアーって、発売直後は話題性や宣伝効果で売れても、そんなに長続きしないです。
やっぱり、本当に釣れるものだけが残り、そうでないものは消えていきます。
これまでヤマセンコーと似た形状のワームは沢山発売されてきましたが、どのワームもヤマセンコーを超える事ができずに消えていきました。
真の秘密はゲーリーさんしか知らないと思いますが、見た目はまんま一緒でも比重が違うからなのか、釣果は圧倒的にヤマセンコーに軍配があがるんですよね。
ヤマセンコーは本当に釣れるワームだから発売から今まで、多くのアングラーの一軍ワームとしてタックルボックスに指定席を確保されている存在です。
ほんとサッカーで例えるならメッシが40歳までバルサの10番を背負い続けるみたいな感じですか(笑)
ヤマセンコーの特徴はいたってシンプルで主に3つです。
- フォール時の自発的クネクネアクション
- 絶妙な比重が僅かな水の動きでも蠢くようなアクションを生む
- 高比重で重量があり扱いやすい
ゲーリーマテリアルが持つ、独自のマテリアルがなす技なのかは定かじゃないんですが、フォールでもボトムでも自発的なアクションを放ち続けて、勝手にバスがバイトしてきます。
まさにオートマチック車のような感覚で使えるワームですね。
ヤマセンコーの色々な使い方
基本はノーシンカーのフォール
一番スタンダードな使用方法はノーシンカーのフォール!
葦際やライトなブッシュ系カバー、縦ストに打ち込むのみ!
あまり深いレンジまで探る必要はないです。
葦際やブッシュ系カバーなら0.5m~1m程でカバー直下を狙います。
ブッシュ系のカバーであれば枝等に引っ掛けてステイさせ、ほぐすように外してまたフォールを繰り返します。
1箇所で2~3回程度やってバイトがなければ回収。
落とすの難しいですし、ブッシュでもボトムまで落とす必要はありません。
ボトムまで狙う場合はテキサスやジグの方が効率が良いです。
このリグで狙うのはカバー直下に浮いているバスや中層でサスペンドしているバスです。
水深のある縦ストの場合でも1m~1.5m程度フォールさせてバイトがなければ回収します。
また、河川などでカレントがある場所では、ボトムでドリフトさせるのも効果的です。
ラインに抵抗をかける為、15~20m程キャストしてカレントでラインを押してもらい、目当てのポイントに流し込むようにドリフトさせます。
横方向にスライドさせながら、ラインは張らず緩めず程度でキープしておきましょう。
ナチュラルドリフトはスモールマウスにも抜群に効きます。
特にタフコンディションの時はルアーのサイズを大きくすると、反応が劇的に変わることがあるので、引き出しの一つとして持っておいても損はないですよ!
ただ巻き&トゥイッチ
あまり使われていませんが、ノーシンカーでただ巻きしても釣れます。
時折トゥイッチを織り交ぜつつ、カバー際などではフォールさせて使い、広く横方向をサーチする事が可能です。
スイミングさせるレンジは水面直下から50cmぐらいまでで、ルアーを目視できるレンジです。
目で見ながらレンジコントロールし、魚が後ろについても一定速度で巻き続けます。Uターンしそうになったらトゥイッチングしてみると効果的。
ベイトフィッシュ系にボイルしている時なんかは特に効きます。
風が強い時にはジグヘッド
強風時にはラインが流されて、ノーシンカーで思うようなアクションが出せない場合が多いです。
そんな時にはジグヘッドリグがおすすめです。
ヤマセンコーのジグヘッドリグはあまり使っている人をみたことがありません。
3.5gのガード付きまたは、オフセットのジグヘッドを用いて、ノーシンカーと同じようにアプローチします。
クイックにフォールしますが、カバーに絡ませてハングオフ時にはイレギュラーアクションでリアクションバイトも期待できる方法です。
ジグヘッドワッキーでボトムを攻める
ジグヘッドワッキーでもいい仕事をてくれます。
主に4インチで使用しますがフォール時のバイブレーションは強烈でアピール抜群なのは言うまでもない感じで、濁りが入った時にストラクチャーにタイトに落とす方法でよく使用します。
また、ロックエリアやリップラップなどのボトムを引いてくる際にはしっかりとした素材で横方向に長いので、岩の間に挟まりにくく根掛かりのストレスを減少してくれるので重宝すると思います。
リップラップで通常のジグヘッドワッキーやるより、全然根がかりません。
岩を完全に乗り越えてきてくれますよ。
変わり種のネイルリグ
5インチヤマセンコーはノーシンカーでややバックスライドしてくれます。
4インチを使用してバックスライドさせたい時には、テール側に0.4g~0.6gのネイルシンカーを入れます。
通常のオフセットセッティングで、オーバーハングや葦のエグレを狙う時にぜひ使ってみて下さい!
4インチ、5インチに限らずですが、ヤマセンコーを使用する際にはどのリグでもラインスラックを必ずとって、張らず緩めずを意識することが釣果をあげるコツです。
ラインを張ってしまうと、ナチュラルな自発的アクションが消えてしまい、ワーム本来の力を引き出せません。
逆U字を描くようなラインテンションを意識することで、アクションを妨げずにルアーをコントロールします。
ヤマセンコーのタックル
フック
近距離で扱う場合はナローゲイブのものがおすすめです。
フックポイントがバスの口の中で立ちやすくフッキング率が向上すると思います。
また、深く刺さるのでバラシの軽減につながると思います。
ナローゲイブを使ってからキャッチ率がかなり上がった気がします。
すっぽ抜けも明らかに減りました。超オススメです。
「ストレートフックを使えばいいじゃん」という意見もあると思いますが、僕の場合、フックズレが気になり、ズレないように収縮チューブを加工してつけたりするのが面倒なので使っていません。
最近のナローゲイブはカバー撃ち用の強度が高いものが発売されており、一昔前の弱い印象は全くありません。
信頼して使えますし、深くかかってくれるので、バラシ激減です。
おすすめフック
ナローゲイブのオフセットフックは通常のゲイブ幅のフックと違って、一度刺し抜いたあとにフックポイントを埋めるようなセッティングには適していません。
フックポイントをワームから出さずに埋め込むようなセッティングをしてください。
それでも十分フッキングできますので心配いりません。
ロッド
カバーを撃つ際には4インチならMH、5インチならHクラスを使用しています。
ロッドについては好みがかなり分かれますが、自重があるワームなのでピッチング主体の場合にはだるい使用感になるよりは固めのロッドを選択したほうが使いやすいと思います。
ドリフトやジグヘッドワッキーなどボトム中心の場合にはカバー撃ちよりもワンランク柔らかくてもいいかもしれません。キャスティング中心ならばキャストフィールも良くなります。
最後に
(上は春の豊英ダムにて、ヤマセンコー5インチで釣ったグッドサイズ)
ヤマセンコーはフィールドを選ばず、マディーシャローウォーターでは鉄板、クリアなリザーバーでも全然使えます。
時期も真冬こそ使用頻度は減るかもしれませんが、基本的に年中無休で使えます。
また、フィネスな食わせのアプローチから、広い範囲をサーチする事も可能です。
本当に色んな仕事をオートマチックにしてくれる超便利ワームなので、タックルボックスに入れておいて損はないと思います。
自重も適度で投げやすい=キャスト精度が上がる=釣れるという要素も意外と重要です。
バルキー過ぎると感じる人も居るみたいですが、25cmぐらいのバスも全然食ってくるので、恐らくバスにとってはそんなにビビるようなサイズではないはずです。
ぜひ一度お試しあれ!
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最後まで読んでいただきありがとうございます!
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