バックラッシュの直し方!2つのポイントをおさえて1分で釣りに復帰!

ベイトリールを扱う上で避けては通れないトラブルが「バックラッシュ」

僕もベイトタックルを使い始めたばかりの頃は毎回のようにバックラッシュしてしまって、ロッドを放り投げたくなる程イライラしたのを覚えています。

バックラッシュしてばかりだと、釣りをしている時間が短くなってしまいます。

タックルを一つしか持ってきてない時には最悪釣りを続行できなくなってしまいます

しかし、バスプロでもバックラッシュはします

YoutubeやDVDなどの動画ではカットされていることがほとんどですが、プロも結構バックラッシュしているんです。

ベイトリールを扱う以上、ある程度バックラッシュをしてしまうのは仕方ないんです。

動画ではカットされてるけど、あの並木さんですらバックラッシュするからね‥

実際釣り場で見てるから(笑)

タオル

ただし、上手な人は正しい直し方を知っているので、素早く直します。

素早く直すことができれば、無駄にする時間は最小限で済みます。

今回紹介する方法を覚えてもらえば、1分以内でバックラッシュを解消して、すぐに釣りを再開できます。

バス釣りでもなんでも、釣りは水中に仕掛けが入っていないと釣れません。

少しでも長く水中にルアーを入れておけるように、トラブルを素早く解決する方法を身につけましょう。

バックラッシュを素早く直すことができれば、結果的に釣果につながりますよ!

バックラッシュの直し方

方法1:巻いて解消

  • STEP.1
    ラインを引き出す
     

    ここで絡んだラインが解けるのであれば簡単ですが、たいてい解消する前にラインがでなくなります。

    まずはラインが止まるまで引き出します。

  • STEP.2
    巻いてしまう

    ラインが引き出せなくなったら、絡んでいる所を親指で抑えます。

    親指で絡んだ所を抑えながら、ハンドルを1~2回ほど回して巻きます。

    親指でラインを押さえる

  • STEP.3
    絡みを緩める

    かなり重症でStep1~2を繰り返してもラインが引き出せない場合はラインをほぐします。

    スプールで絡まっている所をできる限り緩めるようにつまみ上げて、ラインの輪っかを大きくしてあげましょう。

    そして再びStep1~2を繰り返します。

    (緩める前)

    バックラッシュ状態のリール

    (緩めた後)

    ラインの絡まりをほぐしたリール

実際の手順をこの動画で確認して下さい。

この手順を繰り返すことで、大抵のバックラッシュは直ると思います。

トシロー

この方法で大抵は直るよな!

そうだね。ほとんど直るんだけど、かなり重症なやつを時間を掛けて直した場合は注意が必要だね。

ラインが傷んでることが多いから、触ってみて傷ついてるようならその部分は切ったほうがいいよ。

タオル

方法2:ドラグを緩めてラインを引き出す

軽いバックラッシュであればこの方法でも解消できることが多いです。

手順はすごく簡単です。

  • STEP.1
    リールのドラグを緩める
     

    リールのスタードラグを緩めます

  • STEP.2
    ラインを引き出す

    ラインを引き出します。

トシロー

こっちのほうが簡単じゃねーか?

この方法でも軽いバックラッシュなら直るんだけど、重度なやつだと大抵途中で止まっちゃうんだよね。

タオル

バックラッシュをしないために

バックラッシュを直す手順を覚えても、バックラッシュをしないに越したことはありません

そこで、バックラッシュを防ぐ効果的な方法を3つ紹介します。

ラインを適度に巻く

ラインを巻きすぎているとバックラッシュしやすくなってしまいます。

スプールの端が見えているかが目安になります。

スプールの端が1mm~2mmは空いている状態にすることでバックラッシュはだいぶしにくくなります。

下の画像ぐらいがラインを巻く限界です。

リールに巻くラインの適正量

ブレーキのセッティング

ブレーキのセッティングが緩すぎると、どうしてもバックラッシュはしやすいです。

適度なブレーキを設定することで、バックラッシュしづらくなります。

メカニカルブレーキ

メカニカルブレーキはスプールがぐらつかなくなるまで締め込みます

指でスプールを押さえた状態で、左右に動かしてみて、カタカタ音がするようであれば緩すぎます

音がしなくなるまで締め込みましょう。

トシロー

「カタカタ」ってそんな緩いことあるか?

結構メカニカルが緩すぎる人は多いかも。

カタカタ音がちょうどなくなる所がベストかな?

タオル

遠心ブレーキ、マグネットブレーキ

マグネットも遠心ブレーキも、キャストしながら調節しましょう。

人によって適度なブレーキは異なります。

まずはMAXの強さで設定して、徐々に投げられる所まで緩めていけば、飛距離が出る最適なスポットが見つかるはずです。

トシロー

遠心ブレーキだとリールのカバー開けるのめんどくせーよ!

遠心のリールは構造的に仕方ないかな。

大抵は3つONにした状態なら十分だと思うけどね。

タオル

サミングをマスターする

リールのセッティングが適切で、サミングが正しくできればバックラッシュはほとんどしなくなります。

初心者の方の多くはリールの握り方が間違っています

ただしくサミングをするためにはワンフィンガーでリールを持ちましょう。

サミング時の親指の置き方

トシロー

リールの持ち方なんて、人それぞれだろ!?

ベイトリールで正しくサミングするならワンフィンガー以外ダメだね!(キッパリ)

タオル

サミングに関しては「スキッピングのコツは3つだけ!誰も教えないサミングの基本を伝授!」こちら!

この記事を参考にして下さい。

あわせて読みたい

スキッピングのコツは3つだけ!誰も教えないサミングの基本を伝授!

まとめ

バックラッシュは正しい直し方を知れば、ほとんど直すことができます。

今回紹介した方法を実践してもらえば、そんなに時間を掛けずに直すことができるはずです。

方法は2つだけです。

  • 指で絡んだ部分を押させえて巻く
  • ドラグを緩めてラインを引き出す

この2つをバックラッシュの重症度別に使い分けて、最速でバックラッシュを直しましょう!

バックラッシュの直し方が分かれば、思い切ってロッドが振れるようになるよ!

タオル

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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