バス釣りルアーの種類は全21種!特徴と使い所を解説します!

バス釣りには様々なルアーがあります。

初心者の方にとってはどれをどう使えばいいのか‥全くわかりませんよね?

そもそもなんでこんなに種類がいっぱいあるのか戸惑うと思います。

トシロー

ワームもルアーも無数にありすぎて訳わかんねーよな!

そうだね。それぞれに用途があるから、ちゃんと分類しておけば迷わないね!

タオル

今回はそんな疑問に答えるべく、バス釣りで使うルアーの種類と特徴、使い所を紹介していきます。

この記事を読めば、ルアーに対する知識が深まり、よりいっそう最初の一匹に近づけると思います!

バス釣りのルアーに沢山の種類がある理由

なぜこんなにも沢山のルアーがあるのか?

答えは「バスを釣るためには、バスの居場所や状態にルアーを合わせる必要があるから」です。

バス釣りは自然環境の中で魚を釣るゲームです。

ゲームの舞台は湖、沼、川、ダムなどのフィールドで、それぞれ環境が異なります。

また、季節によって気温も違えば、日によって天候も異なり、1日として全く同じ条件の日はありません

厳しい自然界で生きるブラックバスは、常に快適な環境を求めて、水中の様々な場所へ移動します

それは深い所だったり、浅い所だったり、あるいは日陰になる場所だったり‥

また、ブラックバスも人間同様に活発な時もあれば、静かにひっそりとしている時もあります

このバスのいる場所と状態に合わせて、釣り人はルアーを見せて、喰い付かせなければなりません。

そのために星の数ほどのルアーが存在しています。

バス釣りルアー全21種

ハードルアー

ペンシルベイト

ペンシルベイトは、左右に首を振りながら水面を滑るように泳ぐトップウォータールアーです。

朝方、夕方のマヅメ時や光の弱い曇、雨の日などに使用することが多いルアーで、バスが積極的に小魚を追いかけている活性の高い日に効果的です。

水面に浮く姿勢によって2つのタイプに分かれます。

垂直タイプはヘッドが水面を叩きながら、左右にジグザグに進むドックウォークと呼ばれるアクションが得意です。

斜めに浮くタイプは左右へのスライド幅が広く、スーッと水面を滑るようにアクションするスキーイングに向いています。

バスの活性が高ければドッグウォーク、低ければスキーイングという風に使い分けます。

ポッパー

ポッパーは魚が口をパカっと開けたような形状が特徴的なトップウォータールアーです。

大きな口から「ポコッ」というポップ音やわらかい水しぶきや泡などが出るのが特徴となっています。

このカップによる音で、虫や小魚が捕食する時の音などを表現できます。

スイッシャー

金属製のプロペラがついたルアーです。

水の抵抗を受けてプロペラが回転し、音と水しぶきでバスを水面に誘い出すのが特徴となっています。

基本的にただ巻きかストップ&ゴーで使用します。波立つ水面でもプロペラが水をかき回しアピールし続けるので、ゆっくりとした動きで使用したい時に出番が多いです。

ノイジー

様々な形状のものがありますが、金属製の羽やカップで水面をバタバタとかき回すのが特徴の騒がしいトップウォータールアーです。

エサだと思ってバスが食いつくと言うよりも、騒がしくうざったい存在を追い払うように威嚇してくるのを狙います。

ノイジーは季節に関係なく、理解不能なタイミングでバスを呼ぶ魔力を持っていて、この手のルアーを年中投げる人もいます。

バスのバイトも激しいのが特徴で、水面を激しく割るバイトに病みつきになる方も多いです。

ミノー

見た目が小魚にそっくりで、魚が泳いでいるようにアクションするのが特徴のルアーです。

浮力が高く、潜らせた後に浮いてくるフローティングタイプ。潜らせると水中で浮きも沈みもせずステイするサスペンドタイプがあります。

基本的にバスの活性が高い時にフローティングタイプ、低い時にはサスペンドタイプを使用します。

ミノーは基本的にただ巻きか、トゥイッチングと呼ばれる瞬間的に動かして止めるのを連続して行うアクションで使用します。

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クランクベイト

クランクベイトは丸みを帯びたボディーにリップのついた潜るタイプのルアーです。

バス釣り特有のルアーでリップが水の抵抗を受けて左右にボディーを振りながら、潜っていきます。

リップの長さや角度によって潜る水深が異なり、浅いものでは0.5m、深いもので6m以上潜るタイプもあります。

かなり多くの種類があり、バス釣りでは人気のあるルアーです。基本的な使い方は投げて巻くだけ。

リップの長さで設定された水深まで勝手に潜っていくので、ルアーを決めてしまえば自動的に狙った水深を引いてくることができます

シャッド

シャッドはクランクベイトの一種ですが、ミノーとクランクベイトの中間的な存在のルアーです。

クランクベイトよりもアクションは控えめで、細身で小刻みに動き、冬~春にかけての低活性なバスを狙うのに効果的

基本アクションはただ巻き、ストップ&ゴー、トゥイッチングと多彩に扱えるルアーです。

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バイブレーション

アメリカではリップレスクランクベイトと呼ばれいているルアーで、ヘッド部分に水の抵抗を受けて左右にボディーを振ります。

クランクベイトが何もしなければ浮いてくるのに対して、バイブレーションは沈んでいきます

際限なくどこまでも沈んでいき、リトリーブすることでアングラーの攻めたい水深を自由に引いてくることができます

基本的なアクションはただ巻き、リフト&フォールです。

魚の居場所が広範囲に散っている秋などに特に使用頻度が高くなります。

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スピナーベイト

見た目は魚にもエビにも見えない異色な姿をしていますが、バスを釣るための要素が詰まっているルアーです。

キラキラとフラッシングし、バイブレーションを引き起こすブレードと連動して揺れるスカートがバスを魅了します。

スピナーベイトは他のルアーよりも根掛かりが少ないのも特徴で、色々なエリアで使用することができます。

スピナーベイトも沈んでいくルアーです。浅場から深場まで狙いたい水深に合わせて使用できます。

深い水深を狙う時には3/4ozなどの重たいものを、浅い水深では1/4ozなどの軽いものを使うと使いやすいです。

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バズベイト

バズベイトは、プロペラで水面をかき回してスプラッシュを発生させるルアーです。

スピナーベイトに似た形状をしていますが、バズベイトは水面でのみ使用します。

水面で使用しますが、スピナーベイト同様に沈むタイプのルアーなので、巻き続けて使用します。

魚の食性よりも威嚇する要素の強いルアーなので、何度も同じ場所に投げて魚が苛立ってバイトする場合もあります。

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フロッグ

その名の通りカエルを模したルアーで、柔らかく中に空気の入った中空のボディーと、後部にスカートがついているのが特徴です。

フロッグは水面が水草で覆われているような場所で、根掛かりを気にせずにルアーを引いてこれるのが特徴です。

水面に浮いたカエルのように、スカートがカエルの足をイメージさせます。

かなり太い針がついているので、パワーのあるタックルが必要です。

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メタルバイブレーション

メタルバイブレーションは金属でできた板状のバイブレーションです。

このルアーは主に冬に使用される機会が多いです。冬の活性の低いバスに対して、目の前をすばやく通すことで反射的に口を使わせるのに使用します

金属性で重いルアーなので、沈むスピードが早く、リトリーブ時にはブルブルと激しく振動します。

基本的な使用方法はリフト&フォール。バスの目の前に落として、すぐに持ち上げて反射喰いを誘います。

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メタルジグ

メタルジグは細身の鉄板にフックがついているシンプルな構造の古くからあるルアーです。

メタルバイブと同様にメタルジグも冬のリアクションバイトを誘発するルアーです。

メタルバイブのようにリフト時のバイブレーションはなく、フォール時にはトリッキーにスライドしながらフォールします

このトリッキーなスライドフォールがバスのリアクションバイトを誘います。

ラバージグ

ラバージグはウェイト付きのフックにラバーと呼ばれる細いゴムが巻かれたルアーです。

ビッグフィッシュキラーとして知られており、特にデカバスに効きます。

アーキーヘッド、フットボールタイプと2種類があり、アーキーヘッドはブラシガードがついており根掛かりを防ぎ、ヘビーカバーを大胆に攻める事ができます。フットボールタイプはボトムでの着底姿勢がよく、重めのウェイトでリアクションバイトを誘発するのによく使われます。

基本的にどちらもトレーラーと呼ばれるワームを装着して使用します。

トレーラーの種類によって、ボトムに生息する甲殻類やハゼなどの小魚、水中を泳ぐ小魚など様々なベイトを模した使い方が可能です。

一番の魅力はラバーの複雑な動きで、このラバーの動きを活かすことがラバージグを扱う上での最大の肝になります。

ミニサイズのラバージグはスモラバと呼ばれ、フィネスフィッシングの代表ルアーとなっています。

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チャターベイト

チャターベイトは比較的新しいルアーで、ラバージグの先端に金属製のプレートが装着されたルアーです。

先端のプレートが水を受けて左右にボディーを揺らし、スカートがその動きを受けて艶かしく動きます。

かなりアピールは強めのルアーで、ブレードが水をかき回します。

またブレードが水を逃しきれずに不規則な動きをするのも特徴で、不規則に動いた瞬間に魚がバイトしてくる事が多くあります。

ビッグベイト

ビッグベイトもルアーとしては比較的新しいジャンルのルアーです。

その名の通り、大きなサイズのルアーで魚への視覚的アピールが強いです。

大きなボディーで魚を威嚇するような要素が強く、ビッグフィッシュがターゲットになります。

大きなボディーとは真逆で水を受け流すようなタイプが多く、視覚的に訴えることができるクリアな水域で使用されることが多いです。

ソフトルアー

ストレートワーム

その名の通り、まっすぐな棒状のワームです。

どんなリグにも対応できる幅広さが特徴で、大きさは2インチの極小サイズから10インチを超えるビッグサイズまで様々です。

現在はネコリグで使われる事が最も多いと思われます。

太さによってもアクションが異なり、細ければ波動は弱くナチュラルに、太ければ水押しは強くなりアピールが強くなります。

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ホッグ系、クロー系ワーム

ホッグ、クロー系のワームは主にザリガニやエビなどの甲殻類を模したワームです。

木の枝が密集したカバーや障害物など、甲殻類が潜んでいそうな場所が出しどころです。

テキサスリグ、ラバージグのトレーラー、ダウンショットリグなどリグの種類は多彩で、状況に応じて使い分けが可能です。

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グラブテール

ゲーリーグラブという1980~1990年台に一世を風靡したワームがオリジナル。

太めで短いイモ虫状のボディーにクルッとカールしたテールが装着されており、このテールが水を受けてピロピロと動く。

使われすぎてバスのDNAにインプットされていると言われるほど大人気だったが、この動きにバスがスレていると思われているのか、現在ではあまり使われなくなっている。

しかし、全くもってそんなことはなく、今でもいろんな場面で活躍できる万能ワームで、リグを問わずマルチに活用できる。

カーリーテール

グラブよりもテールが細く大きく、ゆっくりとゆらゆらと動くのが特徴のワーム。

ボディーもグラブよりも細長いものが多く、よりアピールを弱めたい時に使用する。

シャッドテール

太めのボディーに足首状のテールがついたワーム。

スイミング時にはこの足首状のテールが細かく動き、水をかき回す。

テールの振動がボティーにも伝わりボディーがくねくねと艶かしく動くのが特徴

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まとめ

今回はバス釣りに使用するルアー19種類を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

バス釣りは天候、気温などの自然条件に応じてルアーを使い分けるゲームフィッシングです。

一つのルアーでも色々な使い方があり、その使い方は人それぞれです

今回紹介したルアーの特徴はその一例に過ぎず、自分なりに状況を判断してルアーを使い分けるのが楽しみの一つでもあります。

ルアーの特徴を理解し、自分の想像力をいかしてバスとの知恵比べを楽しんでみてください。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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