どうも、こんにちは!
バス釣り歴25年ですが、何度デコってきたか数え切れないタオルです。
バス釣りって釣れない時間が長いですよね‥
ワカサギ釣り、ヘラブナ釣りなんかと違って、釣れる数も極端に少ない釣りだと思います。
エサ釣りではないので、ルアーフィッシングって時点でかなりのハンデなんですが、そこをどう攻略していくのかを考えるのが魅力の一つでもあります。
トシロー
釣れないのって普通だろ?だいたい3回に1回しか釣れねーぞ?
いや、それは「普通」じゃないと思うよ‥
タオル
今回は春~秋までのハイシーズンで、釣りに行っても1匹も釣れないことの方が多いという方向けに、釣れないときに考えるべきポイントを紹介していきます。
この記事を読めば、自分のバス釣りを振り返って改善するきっかけができて、きっと今より釣れるようになります!
目次
釣れない人の共通点
釣れないのにいつも同じ場所ばかり行く
すごく当たり前な話ですが、バスが沢山いる場所の方が確実に釣れる確率は上がります。
自分の普段通っているフィールドでバスが釣れていないなら、他のフィールドへ行きましょう。
もしかすると、そのフィールドはバスの絶対数がすごく少ないかもしれません。
バス釣りがうまくなる最短の方法は「釣れる場所」で釣りをして、たくさん魚を釣ることです。
なぜなら、バスが少ない場所で試行錯誤しても、その釣りに反応してくれる魚自体が少なければ、正解かどうかを検証することが困難だからです。
ネット社会の今の御時世、twitterやブログなどで釣果情報を発信している人は多いので、情報を集めて一番釣れていると思われる場所に行きましょう。
バス釣りも今や情報戦です。
トシロー
俺はお気に入りの場所があるからな~いつも同じ場所に行くぞ?
いつ行っても釣り人はいねーし、まだ釣ったことねーけどな。
そこでバスが釣れてるのか確認したほうがいいよ‥
ひょっとしたら居ないのかも。
タオル
釣れる時間帯に釣りをしてない
場所の次は釣りをしている「時間帯」です。
基本的に魚の活性が高い時間帯は「朝マズメ」「夕まずめ」の2つです。
寝坊して、昼前から釣りに行き、釣れないから夕方前には帰るなんてことを繰り返していると、確実に釣果は落ちます。
バス釣りにおいて、「マズメ」の時間帯は完全にゴールデンダイム。
この時間帯に釣りをしていれば、自然と釣果は上がります。
特に「朝マズメ」に釣りをしているかどうかで、釣果には雲泥の差がでると思います。
たくさん釣る人の行動を見ていると、基本的に夜明け前にはフィールドについて準備を完了しています。
具体的には、日の出の時間の1時間前ぐらいからうっすら空が明るくなりだすので、その時間帯に釣りをしましょう。
ゴールデンタイムは日の出の1時間前から1時間後までです。
都道府県別の日の出の時間は、下記サイトで見ることができます。
参考 日の出時刻日の出、日の入りMAPトシロー
朝起きれねーからな‥だいたい釣りしてるのは10時~15時って感じだな。
一番釣れない時間帯だけ釣りしてたら、そりゃ釣れないわ!
タオル
釣りをしている時間が極端に少ない
初心者のうちは、フックにルアーを結ぶ時間もかかるし、リグを作る時間もかかります。
ですが、2~3回釣行を重ねれば、慣れて早くなってくるはずです。
リグのチェンジやルアーをバッグから探す時間は最低限に抑えたいです。
ルアーが水中にある時間が長ければ、長いほど単純に釣れる確率は上がります。
トシロー
結構、どこにルアーが入ってるかってわかんねーんだよな‥
僕は整理整頓で釣果も変わってくると思う。
タオル
オープンウォーターにばかりキャストする
野池や河川、ダムなどどこに行っても見かけるのが、何もない沖に向かってキャストしている人。
沈み物や地形変化を探っている、またはすでに把握しているピンスポットに向かって投げているなら全く問題はありません。
しかし、ただ闇雲に沖に向かってフルキャストしていても、釣れる確率は低いです。
ブラックバスは基本的に何かしらの「障害物」「変化」を好んで、その周辺に居ます。
基本的に障害物を狙って釣りをしましょう。
障害物とは杭だったり、水草だったり、水中に倒れ込んだ木だったり、橋脚だったり様々です。
なにかしらの水中にや水面にある「もの」を狙う習慣をつけましょう。
また、岸際は基本的に絶好のポイントです。
岸、水面、ボトムはバスが餌を追い込む場所なので、やる気があるバスが多いです。
陸っぱりであれば、まず岸際をチェックするだけで釣果は上がるはずです。
トシロー
沖に向かってフルキャストするのが気持ちいいじゃん!?
キャスティング大会にでも出るつもり?釣りたいならバスのいる可能性が高い場所だけに投げよう。
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強気な巻物ばかりで釣りをする
初心者によくおすすめされるのが、クランクベイトやスピナーベイトなどの巻物。
確かにこれらはバスフィッシングの基本的なルアーで欠かすことのできないルアーです。
しかし、現在の日本のフィールドはどこもプレッシャーが高く、バスの警戒心も強いです。
そうしたフィールドで、波動の強いルアーを投げ続けるのは必ずしも釣果に繋がりません。
また、クランクベイトやスピナーベイトはバスを寄せる力は強いですが、食わせる力が強いルアーではありません。
特に水質がクリアなフィールドほど、この傾向は顕著です。
マッディーな水質で、広大なフィールドでは重宝するルアーですが、小規模なエリアで投げ続けるのはバスが警戒心をいだきやすく、おすすめできません。
トシロー
俺はストロングスタイル!クランクベイトが好きなんだ!
好きなのはいいんだけど、釣りたいなら他の釣りも覚えよう‥
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根掛かりが異常に多い
たまに「根掛かりする人ほど釣る」なんて言葉を聞くことがありますが、本当でしょうか?
根掛かりはそのポイントを潰してしまうリスクもあり、しないに越したことはありません。
根掛かりはある程度避けられませんが、ポイントに適したルアーを使用していれば防ぐことができます。
よく見るのが、ごちゃごちゃしたポイントに向かってマス針を使ったダウンショットリグを投げている人。
4~5投に一度は根掛かりして、しょっちゅうラインを切って、リグを作り直されければいけません。
基本的にごちゃごちゃしたポイントにルアーをいれるのは間違っていないんですが、いれるルアーに問題があります。
根掛かりが多発すると、根掛かりするのが嫌でごちゃごちゃした所にキャストをしなくなってきます。
まさに釣れなくなるスパイラルです。
ダウンショットリグは万能なリグですが、障害物に対しては弱いです。シンカーもフックも根がかる要素が多く、ごちゃごちゃした所に入れるものではありません。
基本的にルアーの選択は、そのスポットで根掛かりづらいものを選択して入れていくのが基本です。
誰も好んで根掛かりをしたいとは思っていないはずですが、初心者のうちはルアーの選択そのものが間違っていることがあるので、意識して根掛かりにくいものを使いましょう。
根掛かりにくいリグ3選
- ネコリグ(スナッグレス)
- ノーシンカーリグ(オフセットフック使用)
- テキサスリグ
トシロー
確かに根掛かりは多いけどよ‥普通なんじゃないの?
1日に何回って基準はないけど、根掛かりしづらいリグを使うのは基本中の基本だよ。
タオル
関連記事:バス釣りのコツ!上達への近道はあるのか?
バスを知るのが釣果への最短ルート
ブラックバスの行動を知ることは釣れるようになる最短ルートです。
ブラックバスの季節別の動きを知れば、そのフィールドで攻めるべきポイントがわかってきます。
野池のような小規模なフィールドであっても、季節によってバスが好むポイントは変わってきます。
春‥ディープ隣接のシャロー
夏‥水通しがいい場所、流れのある場所
秋‥バスが散り、絞りづらい。どこでも可能性はある。
冬‥水温の安定する深場
はじめのうちは、こんな簡単なことでもいいので意識して釣りをするだけで、釣果は確実に変わります。
自分の通っているフィールドで、それっぽい所を中心に攻めます。
トシロー
俺の釣りに魚が合わせるのを待つ!
それじゃ釣れねーわ‥
タオル
バスが釣れない人への処方箋
1.カバーをスナッグレスネコリグで釣れ!
根掛かりしづらいルアーを投げるのは、釣果UPへの近道です。
あと重要なのはカバーを狙うこと。
ブラックバス釣りの基本はカバーフィッシングです。
カバーにいるバスは警戒心が薄く、オープンウォーターにいるバスよりもバイトする可能性が高いです。
スナッグレスネコリグは根掛かりしづらく、喰わせ能力も高い万能リグです。
まさにカバーを釣るのに必要な条件が揃っているので、まずはこのリグを極めましょう。
ロッドは硬めのベイトフィネスロッド、リールは軽量ルアーを投げられるものであれば何でもいいです。
とにかくスナッグレスネコをカバーに入れ続けます。
僕はここ2年で釣っているバスの50%以上がこの釣りで、最強のメソッドだと確信しています。
釣れないなら、この釣りをやってみるのをオススメします。
関連記事:スナッグレスネコリグ(カバーネコ)の全て!バイト多すぎてビビりますって‥
2.梅雨~夏はノーシンカー!
ノーシンカーリグはバスが浮いている時期にめっぽう強く、この時期には欠かすことができません。
釣り方も至って簡単。障害物の際に投げてフォールさせるだけです。
ノーシンカーはあらゆるリグの中で一番オートマチックに釣れるリグだと思います。
ポイントは①ラインを張りすぎないこと②見やすいラインを使うことです。
ラインを緩めているので、あたりを取るのが難しいのが唯一の難点で、ここは見やすいラインを使うことで解消します。
関連記事:ノーシンカーリグ解説!最強ワームはこれだ!【初心者講座 6】
3.ダウンショットをやめて、ライトキャロでボトムを釣る!
ダウンショットリグは喰わせの釣りで非常に重宝するリグですが、ラインテンションの張り方が難しく、根掛かりも多いため正直あまり初心者にはオススメしません。
ライトキャロなら根掛かりはダウンショットの半分以下になります。
ライトキャロは、ボトムでノーシンカー状態を作れて、あたりもわかりやすいので、非常におすすめです。
リグを作るのが面倒な点がマイナスポイントですが、食わせ能力は抜群です。
ダウンショットで根掛かりばかり、ライントラブルもすごいという方はぜひライトキャロを試してみてください。
ライトキャロは年中無休で使えます。
まとめ
バス釣りで釣れないのはある意味、「普通」なのかもしれません。
それほど、現在のフィールド状況はどこもプレッシャーが高く、簡単に釣れるようなパラダイスはなくなりつつあります。
しかし、スナッグレスネコでカバーを釣り、梅雨~夏はノーシンカーを投げ、ライトキャロでボトムを探る。
この3つを織り交ぜて使って、マズメ時に釣りをしていれば、週に1回のバス釣りで年間100匹はすぐに到達できます。
おそらく一番フィッシングプレッシャーが高い関東ですらいけると思います。
釣れないと感じているなら、この3つのリグでマズメ時に釣りをしてください。
きっと、釣果UPできると思います!
参考になるバス釣り書籍
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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