ミドストって難しくないですか?
フックセッティングとかやたらと細かいし、飛距離は出ないし‥のらないし‥
そんな悩みを一挙に解決してくれるのがグリマー7です。
ミドスト用プラグという新しいジャンルのルアーなので、まだまだ使い方は未知数なところも多いですが、かなり可能性を秘めているルアーだと思います。
ミドストマスターの山岡さんが作ったルアーだから、間違いないでしょ!トラウトなんかでも人気らしい‥
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今回はグリマー7を使ったことがない、ミドストやってるけど全然釣れない‥という方に向けて、グリマー7を紹介していきます。
この記事を読めば、グリマー7を120%活かせます!
目次
グリマー7のインプレ!
スペック
(出典:ティムコ)
自重:5.6g
全長:70mm
タイプ:シンキング(沈む)
価格:1,700円(税別)
抜群の飛距離!
グリマー7はとにかくよく飛びます。ジグヘッド1.8gにシャッドシェイプワーム4インチで投げるときの1.3倍ぐらいは楽に飛びますね。
この圧倒的飛距離はクリアウォーターでは超重要。警戒心の高いバスは飛距離を取らないと反応しないことが多いので、このメリットはかなり大きいです。
軽く投げても飛ぶから精度もよくなる!
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すごい集魚力!
一見するとi字系のようにアピール力が弱く感じますが、小さい見た目とは裏腹に、バスがワラワラと湧いてくる場面に何度か遭遇しています。
秋や冬のダム湖でかなり深いレンジからでもバスをひっぱてこれる集魚力はかなりのもの。ボディー内に設置されたプレートのフラッシングは強烈で、遠くから魚を引っ張ってこれます。ワームではこのフラッシングは出せません。
おすすめカラーは「インレットマジック」と「ナチュラルワカサギ」です。全カラー使ったうち一番反応があります。
山岡さんいわく「ワームの5倍ぐらい集魚力がある」とのこと。
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ボトムでも使える!
お尻側の浮力が高く、頭を下にして沈むように設計されているので、フォールやステイ時にはヘッドを下にして斜め立ちします。
斜め立ちすることで、ボトムで使ってもトリプルフックがボトムにつかず、根掛かりがし辛い設計です。ボトムで小魚がついばむようなロールアクションを演出できて、サイトフィッシングにも超有効です。
超ハイプレッシャーな野池で一撃で喰ってきたのはビビりました。
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超絶ロールする!
グリマー7は磁石でボディー上にフックが付く仕様で、重心が上に来ます。これによってバタバタとロールする動きを簡単に出すことができます。
磁石でくっついてるフックは、着水の衝撃ぐらいでは外れないのでご安心ください。
また、このルアーは経験上スナップを使うと釣れなくなります‥おすすめしません。付属のリングアイのまま使ったほうがいいです。
抜群のフッキング!
お尻にトリプルフックがついていることで、ジグヘッドを使ったミドストでは取れなかった「ついばむ」ようなショートバイトでも絡め取ることができます。
フッキング性能はかなりいいです。
ミドストが超簡単?
グリマー7を使えば誰でもミドストできる!みたいに言う人もいますが、これはちょっと疑問です‥
たしかにジグヘッドよりはセッティングのばらつきも少なくて、きれいにロールさせてフラッシングさせられます。しかし、ロッドワークがめちゃくちゃでトゥイッチのような強いアクションだとそもそも釣れない気が‥
グリマー7の使い方
岸際を弱波動ですばやくサーチ
プレッシャーの高い野池の岸際などをすばやくサーチすることが可能です。
強めのハードルアーじゃ食わない、シャッドでも食わない‥そんなときに投げてみてほしいルアーです。ステインぐらいの水質の野池なら一段下にいるやつにも十分アピールできます。
水平に引いてくる場合にはロッドは横さばきがおすすめ。
がれ場や岩周り、縦ストラクチャー
岩、杭なんかにサスペンドしている奴でワームで反応しないときには、ふわふわとグリマー7を通してみてください。
今まで釣れなかった類のバスの反応を得られると思います。
シェイクしながら障害物に沿ってカーブフォールさせても効果的です。頭下がりでいい感じに落ちていきます。
また、逆にいったん深いところまで落としてから、徐々に上げてくるのもよく反応します。
上下に移動させるときには縦さばきのロッドワークがやりやすいと思います。
ボトムのサイトフィッシング
見えているバスにも使えます。
ボトムで斜め立ちするので、わりと根掛かりしません。おすすめはボトム放置。
近くに投げて永遠放置します。ティンセルがキラキラ揺れて微妙な光を放つので、それだけでアピールします。
もし近寄ってきて見切りそうになったら、ジャークで飛ばしてリアクションで食わせることも可能です。
グリマー7のチューニング
アイチューン
リアフックの根本に収縮チューブをつけて固定することで、2つのメリットがあります。
1つ目はスプリットリングが固定され、フックが暴れないので一直線のナチュラルなシルエットになります。
2つ目はテールをついばむ系のバイトをものにできるようになります。
ウェイトチューン
深い水深を攻めたい場合、浅い水深でも速く動かしたい場合には、板オモリを貼って重くします。
ウェイトを貼ると重心が上側に来て、さらにロールアクションが強くなります。
この時にウェイトを貼る位置はボディー上面のフックアイの前です。腹側に貼るとロールする動きがでづらくなるので注意してください。
グリマー7のロッド、タックル
ロッドはミドストで使用するタックルがベストです。
ULクラスでレギュラーテーパーのかなり柔らかめのロッドが使いやすいと思います。
専用タックルが一番ですが、ULクラスのロッドであれば問題ありません。
専用タックルはリンクスが安くておすすめです。
グリマー7のフック
あまり活性の高いバスを相手にするルアーではないので、ショートバイトをものにする為にもフックはチェックしてください。
交換するならば、背中側はリューギの「ピアスダブル#8」。尻側はリューギの「ピアストレブル ダガー#10」がおすすめです。
純正の製品と全く変わらず、買ったときのままのバランスも維持できます。
フックを交換すると尻側のフックにティンセルを自分で巻く必要があります。ティンセルは絶対あったほうがいいです。
ティンセルがないとバランスが崩れるので、かならず自分で巻くのをおすすめします。
グリマー7はベイトフィネスで使える?
グリマー7をベイトフィネスで使いたい場合があるかもしれません。
障害物やカバー周りで頻繁に使う場合には確かにラインを太くしたいですよね‥
ベイトフィネスで使う場合にはラインは5lb~7lbの間で使用したほうがいい思います。ラインが太すぎると明らかにルアーのアクションが悪くなります。きれいに出ません。
放置やジャークなど、ボトムのサイトフィッシングであれば、通常のベイトフィネスタックルで何も問題なく使えます。
グリマー7は琵琶湖、河口湖では鉄板!
琵琶湖、河口湖などのフィールドでは特に効果的です。
ジョイクロなどのビッグベイトやスイムベイトに擦れた魚がワラワラと湧いてくる場面は衝撃的でした。
ワームの使えない河口湖でミドストするならグリマー7以外ありえまえん!全然飛ばないポークより圧倒的に使いやすいです。
また、スモールマウスレイクの野尻湖でもかなり効果的です。i字系に反応しないスモールでもフラッシングには弱いようで、かなり釣れます。
グリマー7ライト、グリマー6はどうなの?
グリマー6
グリマー6はグリマー7のダウンサイジング版です。
着水音で逃げるようなスプーキーなバスや、あと1歩の所で食わせられないやつにはグリマー6のほうが効果的です。
一口サイズで食わせ能力は高く、グリマー7より動きはスローでロールが激しくなっています。
難点は飛距離です。明らかに飛びません‥20%ダウンぐらいの感覚になると思います。
グリマー7ライト
グリマー7ライトはグリマー7の軽いバージョンです。
沈下速度はスローで、水面直下をスローに泳がせることができます。
レンジが浅く表層のベイトを追ってる時、活性が特に低い時、ゆっくり泳がせたいときはこちらの出番です。
まとめ
今回はグリマー7について紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
春の低水温期には、間違いなくこのグリマー7でなければバイトがないような状況があると思います。
ぜひ、グリマー7の強烈フラッシングでプリスポーンのバスをゲットして下さい!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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