伊藤巧を徹的解剖!タックル&釣りのスタイル!なんでそんなに釣れる?

伊藤巧さんは間違いなく、近年最もブレイクした若手アングラーです。

ルアーマガジン、Basserなどの釣り雑誌でも見かけない時はないほどメディアへの露出も多く、屈託のない笑顔と釣りバカっぷりでファンがとても多いです。

バス釣りに関してはかなりストイックで、半端じゃない勝負へのこだわりを見せるのも魅力の一つだと思います。

トシロー

今をときめくバスプロだな。キャストがやばい!

もう釣りバカっぷりが半端じゃないよね。確かにこの先もっとすごいアングラーになりそうだね。

タオル

今回はそんなプロアングラー伊藤巧さんを徹底解剖していき、なんでそんなに釣れるのか?その秘密に迫っていきたいと思います。

この記事を読めば、あなともきっと伊藤巧のタクミズムを吸収できると思います!

伊藤巧のプロフィール

伊藤巧がトーナメントでグッドサイズをウェイイン

(出典:麗澤大学

  • 出身地:千葉県
  • 生年月日:1987年3月29日
  • 出身大学:麗澤大学
  • 職業:会社員&バスプロ
  • スポンサー:ノリーズ、コロンビア、シマノ、麗澤大学、リューギ、シーガー、モーターガイド、サイトマスター、ミシマ釣具、BLITZ R-EVOLUT、FLEXプロスタッフ、遊心T-Style
  • 出演メディア:釣りビジョン「Try B」、ルアーニュース「たくみづけ」、ルアーマガジン、Basser、アングリングバス

伊藤巧さんはマルキューのゲームフィッシュ部門である「WELL-F」という会社の社員として働いている事になっています。

ノリーズのプロスタッフとしての仕事が主であり、会社員の肩書はありながらもほぼバスプロという立ち位置です。

田辺哲男さんを師と仰いでおり、ストロングスタイルを継承しています。

トーナメント活動にも積極的で国内ではTBCという団体のトーナメントに参戦しています

2019年からは子供の頃から夢と語っているアメリカへの本格参戦を予定しており、2018年にはバスマスターオープンにコアングラーとして参戦し、アメリカへの挑戦の下準備をしているようです。

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インスタ、Twitter、アメブロ

SNSを上手く利用している印象です。海外のバスプロはこうしたSNSの運用にも力を入れているので、ファン獲得には今や必須と思われます。

インスタグラム、twitter、アメブロともに頻繁に更新しています。フォロワーもかなり多くインスタグラムは2万6千人、Twitterは1万7千人とバスプロとしては恐らく一番SNSで成功しています。

また、twitterではフォロワーからの質問などにも丁寧に答えるなどかなりの神対応をしており、ファンを大切にする姿勢が表れているように思います。

インスタグラム:https://www.instagram.com/takumiitou4663/?hl=ja

Twitter:https://twitter.com/takumi_no_oheya

アメブロ「釣り漫才!」:https://ameblo.jp/takumi-na-blog/

伊藤巧のトーナメント戦歴・対決成績

伊藤巧がトーナメントのお立ち台に立つ

伊藤巧さんはJB/NBCに参戦した経歴はなく、利根川を舞台とするTBC、ハードベイトのみのローカルトーナメントH1-GPといったトーナメントに積極的に参戦しています。

H-1GP

  • 2011年 年間1位
  • 2012年 年間2位(1位はBasser編集部員の佐々木徹)
  • 2013年 年間3位
  • 2014年 年間4位
  • 2015年 年間1位
  • 2016年 年間2位
  • 2017年 年間70位
  • 2018年 年間127位

H-1GPには2016年まではかなり本気で参戦していましたが、2017年以降メディア出演が多くなり、おそらくプラクティス等がままならずかなり成績が悪くなっています。

TBC

  • 2001年 年間77位
  • 2002年 年間45位
  • 2003年 年間113位
  • 2004年 出場せず
  • 2005年 出場せず
  • 2006年 年間4位(オープン部門)
  • 2007年 年間3位
  • 2008年 年間6位
  • 2009年 年間9位
  • 2010年 年間2位(1位は沖田護)
  • 2011年 年間2位(1位は沖田護)
  • 2012年 年間3位(1位は沖田護、2位DEPSまッつん)
  • 2013年 年間2位
  • 2014年 年間2位(1位は沖田護)
  • 2015年 年間3位(1位は沖田護)
  • 2016年 年間1位(悲願の年間優勝、沖田護6位)
  • 2017年 年間2位(1位は沖田護)
  • 2018年 年間11位(1位は沖田護)

TBCのトーナメントには中学生の頃から出場しています。

当時の成績は流石に鳴かず飛ばずですが、2006年の大学生の頃からはほぼ年間シングルで、沖田護選手にずっと年間優勝を阻まれ続けている状態が続きます。

2016年についに悲願の年間優勝を遂げていて、この頃から一気にメディアへの出演が増えた印象です。

陸王

  • 2015 vs 青木大介 敗北
  • 2016 vs 川村光大郎 勝利
  • 2016 チャンピオンカーニバル 優勝
  • 2017  vs 松本幸雄 勝利
  • 2017 チャンピオンカーニバル 優勝
  • 2018 vs 北大祐 勝利

陸王2015では青木大介に完敗し、奥歯が割れるほど悔しがるなどかなり陸王にかける思いは強いようです。

2016では高滝湖で過呼吸になったり、足を釣るほど走り回り、かなり熱いバトルを繰り広げました。

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トシロー

というか伊藤巧じゃなくて、エバーグリーンのオキターマン強すぎじゃね?

確かに年間を阻まれまくってるね。2016年の優勝は悲願達成って感じだね。

タオル

伊藤巧の釣りスタイル

釣りスタイルの変化

千葉県出身ということで、幼少期から「利根川」で釣りをしていたようで、川の流れや地形変化を読む能力に長けており、かなり河川を得意とするアングラーです。

2012年頃からメディアへは頻繁に登場するようになりますが、当時のスタイルはまさにストロング。

テキサスリグ、スピナーベイト、クランクベイトを中心にしており、師である田辺哲男さんの影を追いかけているような印象です。

しかし、2015年頃からはかなりフィネスよりな釣りにシフトしています。

Basser誌でも青木大介のスモラバやサイトの技術を習得したくて、Deezシリーズのスピニングロッドを全部買って、トーナメントのDVDを目に焼き付けてひらすら練習したと語っていました。

現在ではおかっぱり、ボート問わずかなりマルチなスタイルを追求する印象です

亀山湖には頻繁に訪れていて、「亀山はレベルが高く、自然と釣りが上手くなる」と語っている通り、ノリーズプロスタッフの鶴岡さんや城之上さんらエキスパートアングラーから教えを得ているようです。

その影響からか、2017年以降はパワーフィネスを多様する釣りを確立しています。

取材でも、かなりの頻度でパワーフィネスを駆使しており、自身でも「一番バスを釣っている」と語っています。

2017年には艇王チャンピオンカーニバルの相模湖戦にて、62cm 4100gのロクマルモンスターを獲ったのもパワーフィネスのスモラバでした。

最近は確かに食わせの釣りを展開することが多く、ルアーマガジンの人気企画「陸王」でもスモラバ、ネコリグなどのライトリグを多様するスタイルに変化しているのがわかります。

師である田辺哲男さんからも「お前ほんと食わせばっかだな」と指摘されていると本人も語っていました。

フィネスな釣りに寄ってきてはいますが、「エスケープツイン」のテキサスリグに関してはかなりコンフィデンスを持っているようで、今でも多用しています。

ワームの開発にも取り組んでおり、ノリーズから自身が開発した「サンカクティーサン」「エスケープチビツイン」が発売されています。

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トシロー

確かに最近はサイトとか、スモラバで釣ってるのをよく見るな。

トーナメントを戦う上で、自分に欠けているものを積極的に取り入れる姿勢を常に持ってる感じだね。

なんか、このママ行くとノリーズと決別しそうな気がしないでもないんだけど‥

タオル

釣りオタク感満載の部屋

かなりの釣りオタクで研究熱心なのが随所に出てきます。

釣りPlusの記事で釣り部屋が公開されていましたが、尋常じゃないワームの量と、釣具だらけの部屋がさすがプロといった感じです。

参考 伊藤巧のお部屋拝見釣りPLUS

あと有名なのが「巧漬け」です。

バイトリキッドにワームを漬けて2年間放置するという、とんでもない事をしているのがすごく印象的です。

伊藤巧のタックルはもちろんロードランナー!

タックル

タックルに関しては、ロッドはノリーズ、リールはシマノ、ラインはクレハ、フックはリューギともちろんスポンサードされているメーカーのものを使用しています。

多用しているタックルは3種類です。

  • ロードランナーストラクチャー ST700H

エスケープツインのテキサスリグはこのロッドの使用率が高いです。ヘビーなロッドが好みのようでかなり強めのタックルを使っています。特にマッディーウォーターや河川でこのロッドを多用しています。

  • ロードランナーボイス LTT 680MH

ネコリグでのカバー撃ち、エスケープツインのライトテキサスなど陸っぱりの取材ではかなり多用しているロッドです。青野ダムでロクマルを釣ったのはこのロッド。

ヒットシーンはこちらの動画です。

  • ロードランナーストラクチャー ST670MH-Ft

サンカクティーサンのネコリグをカバーに入れるときにはこのロッドの使用率が高いです。かなり強めのロッドを使用しますね。

  • ロードランナーボイス 680JMHS “JUNGLE SPIN”

パワーフィネスはこのロッドがほとんどです。Hパワーよりもこのロッドを使う機会が多い印象。相模湖でロクマルを釣ったときもこのロッドでした。カメラバ+ジャンボグラブカットを使用することが多いです。

  • ロードランナーストラクチャー ST620MLS-Ft

ライトリグ全般をこのロッドでこなします。スモラバ、ジグヘッドワッキーなどに使用する機会が多いです。

ウエア

伊藤巧がコロンビアのジャケットを着ている

(出典:コロンビア

ウエアはバスプロにしてはかなり珍しいですが、「コロンビア」からサポートを受けており、伊藤巧モデルが販売されています。

かなり派手なカラーが印象的で、釣り場にいるとすぐに分かると思います。

コロンビア エジソンパス2ジャケット 425/ColumbiaNavyFlower PM5555 XL
コロンビア(Columbia)

サングラス

伊藤巧さんが使っている偏光グラスはサイトマスター「インテグラル」。

耳に掛かる部分の先端にチタン合金が入っており、自由な角度に折り曲げられることが好評のモデルです。

伊藤巧モデルの「インテグラルブラウンデミPRO」が発売されており、フィールドでも掛けている人を見かけます。

インテグラルは川村光大郎さんも同じモデルを掛けており、お二人ともレンズカラーはイーズグリーンとライトブラウンシルバーミラーを愛用しています。

腕時計

腕時計にもこだわりがあるようで、選ぶポイントは「気圧がわかること」と言っています。

気圧の変化はバスの行動にかなり影響があるので、細かい気候の変化すら気にしているのは流石です。

伊藤巧さんが愛用しているのはCASIOの「プロトレック」。プロトレックは気圧、温度、方位、高度などを計測する機能がついており、アウトドアをする人向けにCASIOが開発している商品です。

プロトレックといえば、並木敏成さんがアンバサダーを努めているのが有名ですが、伊藤さんも知名度的にも仲間入りしそうな気がします。

車はFLEXというランクルやハイエースのカスタムで有名な販売店からスポンサードを受けており、自分のサバーバンや提供されているランクル、プラドなど色々な車に乗っています。

黒のサバーバンが「麗澤大学」のロゴが印象的で、かなり目立ちます。

千葉県内で何度も目撃したことがありますね。

伊藤巧が立ち上げた新ブランド!

伊藤巧がTECHSTARDのTシャツを着ている

2018年に自身のアパレルブランド「TechStard」を立ち上げています。

番組や雑誌の取材でもノリーズのキャップをか被らなくなったと思ったら、自分のブランドの物をかぶっていたようです。

折り鶴のようなロゴが印象的で、ちょっと受け入れられるのかはわかりませんが、

現時点では、まだTシャツ、ステッカー、キャップ、ボート用のデカールのみのラインナップでまだまだ商品数は少ないですが、今後はこういったビジネスも展開していくようです。

まとめ

今回は伊藤巧さんについて、まとめてみましたがいかがだったでしょうか。

これからもっと成長して、アメリカのトーナメントで活躍する姿をぜひみたいです。

青木大介さん、北大祐さんらと切磋琢磨して、アメリカでの活躍を期待します!

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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