富士山のふもとに広がる富士五湖の一つ河口湖。
バスフィッシングファンであれば誰もが一度は「河口湖」という名は耳にした事があると思います。
河口湖は近年、フロリダバスの流入によってすっかり東日本No1のビッグバスレイクになっています。
ロクマルが釣れるのも珍しくないぐらいビッグバスの多い河口湖は、琵琶湖に続くロクマルレイクです。
関東でこんなにロクマルがいる湖は他にないね。
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そんな河口湖に初めて行く方は、どこに行っていいのかわからないですよね。
「どこが釣れるの?」「どんなルアーがいいの?」
今回はそんな疑問に答えるべく、河口湖の釣れるポイントとルアーについて紹介していきます。
ポイントとルアーさえ外さなければ、河口湖で確実にバスを手にできるとおもいます!
目次
河口湖ってどんな所?
ワームは禁止
河口湖では平成19年の5月1日より、環境保護を目的としてワームの使用が禁止になりました。
使用できるのはハードベイト、ポークルアーのみになります。
ラバージグ、スピナーベイト、フロッグはプラスチック製品がついていますが使用可能です。
また、テールの一部のみワーム素材になっているプラグに関しても、使用可能になっています。
参考 ワーム禁止河口湖漁協共同組合トシロー
ワーム使えねーとか釣れる気しねーな‥
ポークルアーなら使えるし、ハードベイトだけでも結構釣れるから大丈夫!
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入漁料がある
河口湖でバス釣りをするには、入漁料を支払う必要があります。
ボート、陸っぱり、どちらの際にも必ず購入しましょう。
料金表 前売り
1日遊漁料 1,050円高校生以上
(遊漁料850円+遊漁税200円)420円 中学生・身体障害者 監視員による
現場売り
1日遊漁料 1,550円高校生以上
(遊漁料1,350円+遊漁税200円)670円 中学生・身体障害者 年間遊漁料 10,800円高校生以上 5,400円 中学生・身体障害者 シーズン券 3,600円高校生以上 1,800円 中学生・身体障害者 遊漁税 200円年間券またはシーズン券の購入者は別途購入してください。
中学生・身体障害者は免除。(出典:河口湖漁業共同組合)
おかっぱりをしていても、頻繁に監視員が回ってきます。
持っていない場合には通常の1.5倍の料金を支払う必要があるので、必ず購入して下さい。
ルールを守って気持ちよく釣りをしましょう。
入漁券はロイヤルワンド前の自動販売機や周辺のコンビニでも取り扱っていますので、いつでも購入することができます。
夜釣りは禁止
河口湖では夜釣りが禁止されています。
釣りのできる時間は日の出1時間前~日没1時間後までとなっていますので注意が必要です。
曖昧な時間になりますが、夜中の釣りは厳禁です。
河口湖のバスの特徴
河口湖にはネイティブ、放流と大きく分けて2種類のバスがいます。
ネイディブは河口湖で生まれ、河口湖で育ったバスです。
一方、放流バスは養殖されたバスが定期的に放流されたバスになります。
放流バスは、放流された直後はルアーを見慣れていないため、ネイティブと比べると簡単に釣ることができます。
放流された情報が流れると一斉にバサーが集まるので、河口湖でバスを釣りたい方は放流情報を定期的にチェックしましょう。
参考 ワーム禁止河口湖漁協共同組合 参考 河口湖のバス釣り情報KAWAGUCHI-DOGトシロー
放流バスにロクマルがいんのか?
放流バスのサイズは25cm~40cmぐらいまでだね。
ロクマルは河口湖で生まれたフロリダ種のネイティブだと思う。
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河口湖の厳選ポイント5選
ロイヤルワンド周辺
ロイヤルワンド
ロイヤルワンドはバスの放流ポイントでもあり、岸釣り優先エリアです。
陸っぱりアングラーにとっては外せないポイントになっています。
陸っぱりでも60cm upが釣られており、放流バスだけではない魅力があります。
マンメイドストラクチャーの乏しい河口湖の中で水路やJB桟橋などバスのつくスポットが多く、水深も2m-5mと浅いので初心者でもボトムの釣りをするのが簡単です。
ジグ&ポークやビッグベイトでロクマルの実績があります。
釣れているポイントや今釣れているルアーなどの情報については、ロイヤルワンド前にある「KAWAGUCHI-DOG」の店主に聞くといいです。
店主も元プロのバスアングラーなので、かなり濃い情報を聞かせてくれるはずです。
ハンバーガーやホットドックなども美味しいので、お昼ごはんのついでに立ち寄って見て下さい。
トシロー
ロイヤルワンドって人多すぎだろ‥
確かに人気スポットでプレッシャーは高いけど、バスの魚影は濃いからね。
ビッグベイトかトップウォーターで狙うのが面白いと思う!
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畳岩
畳岩は水温が安定しており、越冬場所として機能しています。春先や冬などは好釣果がよく聞かれるポイントです。
春にはシラウオが接岸するポイントなので、ポークルアーのダウンショットやジグヘッドなどシラウオを模したルアーが釣果の鍵を握ります。
冬の鉄板場所だね!ポークルアーのダウンショットで溶岩の根本を狙おう!
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小海公園周辺
スロープ前
ゴロタ石とウィードが絡むエリアです。
ウィードのアウトサイドはビッグバスの回遊ルートにもなっています。
ポークルアーのダウンショットで丁寧に探るのがポイントです。
長浜
ショアラインに沿ってアシが生息していたり、溶岩ゴロタ石が入っている。
見えるバスが多くおり、サイトフィッシングが楽しめるエリアです。
ポークのダウンショットや小型のトップウォーターなどがおすすめになります。
また、ブレイクラインが近く1m~4mにおちているので、沖にポークルアーのキャロを遠投して探ってみるのもあり。
小海公園周辺はトイレも近いし、道の駅が近いから車中泊なんかもできて便利だね!
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丸栄ワンド
溶岩島周辺
0.5m~1.5mの水深でかなり浅いシャローフラットエリア。
溶岩岬の周辺に広がるウィードやゴロタ石を丁寧に狙いたいスポット。
ウィードについたエビ食いのバスをスモラバで狙うのがおすすめ。
またワンド奥にはアシ原が広がっており、かなり浅場にフィーディングで上がってくるバスを狙うのもおすすめ。
小型のトップウォータープラグやバズベイトなどが実績あり。
丸栄ワンドはヘラブナ釣りの人も多いから、トラブルにならないように気をつけよう!
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八木崎公園前
起伏がある溶岩帯の逆ワンド地形で、春には風裏になるポイント。
シラウオが接岸する春にi字形やポークルアーのジグヘッド、ノーシンカーなどでビッグバスを狙うのがおすすめ。
さかなやワンド
ワンド入り口に大きな溶岩帯が広がっているのが特徴です。
ワンド内側にはウィードが生えており、底は溶岩帯で起伏に富んでいるポイントです。
放流も多く行われており、通年バスをストックしいるので、数釣りも楽しめます。
ハワイ周辺
ハワイボート前
ハワイボート前はサンドバーが沖に張り出しており、地形変化に絡んでウィードが豊富にあるため、シーズンを通してビッグバスが期待できるポイントです。
流入河川が多く、沖には湧き水があるスポットがあるため、夏などの高水温期や冬にも釣果がのぞめるエリアになっています。
大雨などの後に濁りが入ったときには、クランクベイトやスピナーベイトなどの巻物で大型を釣るチャンスです。
KBHボートハウス前
河口湖ボートハウス(KBH)の周辺は杭やオダなどのストラクチャーも多く、水深3m程のウィードエリアになっている。
ウィードのエッジをスピナーベイトなどの巻物で探るか、ポークルアーのダウンショットなどでエビを狙ったバスをターゲットにすると良い。
河口湖に効く厳選ルアー5選
ポークルアー
(出典:元気ガイド)
河口湖はワームの使用が禁止されているため、ワーミングのような釣りをするにはポークルアーを使う必要があります。
ポークルアーを作っているメーカーは少ないですが、おすすめはZファクトリーの「豚うなぎ」とGENKIの「ポークシャッド」
リグはダウンショットがメインで、ジグヘッド、極細のPEラインを使用すればノーシンカーなどもいけます。
トシロー
こんな変な形で本当に釣れんのかよ?
意外に全然釣れるんだよね。
このルアーで釣るたびに、リアルな形のワームって意味があるのだろうかと思っちゃうぐらい。
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トップウォーター
トップウォーターもラインによるプレッシャーが軽減できるため、クリアウォーターではおすすめです。
「ベビーサミー」や「シャワーブローズショーティー」などのペンシル系が特におすすめで、早く動かして止めてのメリハリあるアクションを繰り返してみると思わぬデカバスが釣れることがあります。
小さなベビーサミーは放流バスにも効果的です。
シャッド、ミノー
河口湖は水がクリアなので、クランクベイトでは波動が強すぎる印象です。
シャッドなどのアピール弱めで、素早く動く小魚を演出できるルアーが効きます。
また、ミノーのジャーキングでフラッシングによるアピールによって、食い上げさせるのも効果的です。

i字形・プロップベイト
i字形ルアー
河口湖には春先にはシラウオと呼ばれる小さなベイトが接岸します。
この接岸したシラウオを補食しに、春先にはビッグバスもシャローに上がってきます。
このシラウオ喰いのバスを狙うために、小型のi字形ルアーは効果的です。
OSPの「i-waver」、ジャッカルの「セイラミノー」等は春に最も効果的なルアーです。
基本スローに一定速度でリトリーブし、喰わないようならトゥイッチ等でアピールしましょう。
プロップベイト
プロペラのついたルアーが複雑な波動を生み出すプロップベイトも、i字形とは異なるアクションで有効です。
このプロップベイトは基本水面直下を泳がせて使用しますが、レンジを下げるためにキャロライナリグで使用してもよく釣れます。
3.5g~5gのシンカーを使用して、ウィードの上面を引いてくると効果的。
プロップベイトでキャロなんてやったことねーな。キャロシャッド的なのり?
基本的に表層しか攻められないプロップベイトを、3mレンジでも引けるようになるからすごく便利!
あんまりやってる人もいないから、おすすめだね!



ビッグベイト
河口湖のバスは大型のハス、ブルーギル、鮒などを捕食することがあります。
そういったバスには大型のルアーが効きます。
波動は強くいので、じっくり視覚に訴えてルアーのシルエットで見せて食わせます。
また、かなり速いリトリーブでリアクションバイトを誘うのも有効です。
チェイスするだけで足元まで来てしまう場合には「エイトトラップ」が有効です。
陸っぱりでもできますので、ぜひ動画を参考にやってみて下さい。
狂ったように追ってくるバスにびっくりすると思います。
これやばいな!やってみたい!
エイトトラップは、狂ったようにバスが追いかけるのがすごいよね。
まだ一度しか釣ってないから、極めたい!
まとめ
河口湖のバスを釣るためのコツはハイプレッシャーであることを理解することです。
常日頃からプレッシャーにさらされており、水の透明度も高いため、それに応じた対策が必要になります。
今回紹介したポイントは、放流が行われるポイントでもあり、確実にバスの魚影は濃いです。
ライトリグをやるときには「ゆっくりあまり動かさない」
逆に巻物をやるときにはスピードを早くして見切られないようにする。
この2つのポイントを抑えて、河口湖のバスを攻略して下さい。
きっと、いい釣果があげられるはずです!
絶対釣りたい!という方は放流情報を見て、狙って行きましょう!
4~5日前に公表されるので、なかなか合わせるのが難しいんですよね‥
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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