川村光大郎さんといえば、「おかっぱりのプリンス」なんて言われている超有名アングラーですよね。
川村さん、実は「光太郎」と「光大郎」でかなり間違えて検索されてることが多いんですw
そんな川村光大郎さんがどんなタックルを使っているか、気になりますよね?
あんなにおかっぱりで釣りまくっちゃう人はどんなタックルを使っているのか。
今回はそんな川村光大郎さんのタックルについてストーカーのごとく色々分析してみました!
目次
川村光大郎の釣りスタイル
ネコリグを多用する
川村光大郎さんの釣りを動画で見ていると、お題を与えられた取材出ない限り、かなりの割合でネコリグを投げています。
やっぱり取材なんかで初場所を攻めるときなんかにはネコリグに一番信頼をおいているんでしょう。
BottomUpを設立して、はじめて売り出した製品も「Breavor(ブレーバー)」というネコリグでの使用を意識して作られたワームでした。
ネコリグをやるストレート系のワームなんて、実際かなり差がつけにくい部分だと思いますが、やっぱり自分に必要だから真っ先に開発したんでしょう。
FINAで開発したのもスナッグレスネコリグ用のフックで、やはりネコリグが釣りの主軸なんだと思います。
完璧なシャローマン
釣りのスタイルが完全にシャローに特化しています。
茨城出身でオカッパリスタイルを押し出しているので、自然とそういうスタイルになるんだと思いますが、シャローの釣りが95%以上じゃないでしょうか。
オカッパリのプリンスなんで、深い所やってもあんまり見ている人の参考にならないからというのもあるかも知れません。
適材適所でなんでも使う
ネコリグを多用するとはいっても、ルアーマガジンの「陸王」で真剣勝負の場面が見ている限りでは色んなリグやワームを適材適所で使っていくイメージもあります。
めちゃくちゃ探究心が強くないとあのレベルのアングラーにはなれないと思うので、当然なんですが、引き出しがものすごく多いと思います。
ダウンショットも、ノーシンカーも、リアクションキャロ、クランク、i字形とか、「この状況ではこれ!」というのが経験からかなりストックされているので、半端じゃない釣果を叩き出すんでしょう。
かなりアプローチに気を使う
動画を見ているとアプローチがかなり慎重です。
おかっぱりで釣る人ってやっぱり足元が一番重要なのを知っているので、足音だったり自分の影だったりでバスにプレッシャーを与えないように最大限気を使ってますよね。
キャストめちゃうまい
これは動画で見ていてもわかるんですが、実際3回ほど釣り場で遭遇したことがあって、近くで釣りをしたことがあるので、生の川村光大郎を見た感想です。
いずれもレンタルボートのフィールドでしたが、ボートからのキャスティングが半端じゃなくうまかったです。
いずれも千葉のダムだったんですが、カバー撃ちしてるのを見ていると、ミスキャストなんてほぼなかったです。
こんなにレベルが違うんだというのを改めて実感しました。
着水音は静かで、カバーの奥まで丁寧に素速くルアーを送り込んでました。
尋常じゃないキャスティングスキルでした。
勝負にかける執念がすごすぎる‥
普段は爽やかで、丁寧な解説が好印象な川村さんですが、勝負や対決になると豹変します。
ルアーマガジンの対決物「陸王」などで見せる勝負へのこだわりは凄まじく、伊藤巧さんと対決した高滝湖戦では抜き上げようとしてフックアウトしてしまったバスを追ってまさかの湖ダイブを見せています。
勝負にかける執念が半端じゃないのが伺える陸王シリーズの中でもベストシーンです。
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川村光大郎のタックル
川村光大郎さんはDAIWAのプロスタッフなので、もちろんDAIWAの製品を使っています。
オカッパリオールラウンダー
これについては川村さん自身が開発された「Steez Firewolf(ファイヤーウルフ)」を頻繁に使用しています。
というか、オカッパリの5割以上これを使っていますね。
全長 ft. (m) | 継数 (本) | 自重 (g) | 先径/元径 (mm) | ルアー重量 | ライン | カーボン 含有率 (%) | 価格 (円) | JAN コード | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(g) | (oz.) | ナイロン (lb.) | フロロ (lb.) | |||||||
6’11” (2.11) | 1 | 112 | 1.8 (1.7)/12.8 | 3.5-28 | 1/8- 1 | – | 8-20 | 100 | 61,500 | 070072* |
(出典:DAIWA)
スペック的には極端なファストテーパーではないので、巻物、撃ち物をオーランドにこなせるスペックです。
6フィート11インチと長めのレングスはオカッパリでの遠投を考えてのものでしょう。
自重も112gとこのレングスでこの強度の竿としてかなり軽い部類だと思います。
ドンピシャでハマる釣りがない一方で、ほとんど全てのジャンルを70点でこなすようなロッドです。
個人的にはこの手のロッドはあんまり出番が少なくなるイメージですが‥
ベイトフィネス
ロッド
ベイトフィネスでネコリグ、スモラバのマイクロピッチシェイク(MPS)をやる時には必ずこのロッドを使ってますね。
かなり溺愛されているようで、同じようなスペックのsteezシリーズで新しい竿が出てますが、発売されて10年近く経つロッドをいまだに使っています。
最近の動画でもまだウェアウルフを使っていたので、よっぽどフィットするんでしょう。
僕も実際使っていますが、カバーネコリグ、オープンのどちらでも使えるタイプで、汎用性は広いと思います。
用途はヘビダンなどの底物中心で感度は抜群ですが、一般的なベイトフィネスロッドよりは明らかに硬いです。
Steezのシリーズだと、スカイレイ<スカイレイパワープラス<ウェアウルフ<ブラックジャックの順番になります。
合わせて読みたい
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リール
ベイトフィネス用のリールは「SS AIR」を愛用しているようです。
最上位機種の「T3 AIR」は使っているのをあまり見たことがありません。
「T3 AIR」は使用していると、レベルワインドにライン傷が入って溝ができてしまい、ラインの巻取りが偏るという致命的な欠陥があるので、使わないのだと思います。
ターンアラウンド式TWSが開発されて、完全に第2世代のTWSは過去のものになった感があります。
やはりダイワ最大の失敗作と言われてもしょうがない機種は使わないんですね。
スピニング
硬めのスピニングを多用していますね。
あんまりスピニングのダウンショット、ネコリグをやるイメージがないですよね。
釣りのスタイルがシャローマンというのが関係していると思いますが、基本ベイトタックルばかり使っています。
たまに虫とか、冬のメタルバイブとかを使っている時に登場するのがこの「Steezキングボルト Fスペック」ですね。
昔はブラックレーベルのMLの竿をよく使っていましたが、最近ベイトフィネスを売らなければいけない関係からか、めっきりスピニング使ってないですね。
川村光大郎がオカッパリで使う便利アイテム
オカッパリのパンツ
コロンビアの「ブッシュロッドパンツ」を愛用されてます。
伊藤巧さんも同じものを使用していますね。
僕も使ってみたんですが、立体裁断で動きやすいし適度に雨も防げてオカッパリでの藪こぎする時にはかなり重宝すると思います。
オカッパリの靴
コロンビアと契約しているわけではないんでしょうが、靴もコロンビアの物を使っています。
これも伊藤巧さんと同じもの。「セイバーミッドプラス アウトドライ」
防水構造で、スニーカータイプなのに多少の水たまりなら浸水しません。
雨の日に長靴はくのが嫌だと言う人にはうってつけのアイテムですよ。
ルミヌードル
夜明け前のセッティングなどの際には「ルミヌードル」というロープ状のポータブルライトを愛用しています。
この辺の細かい部分にもこだわりがあるようです。
光大郎さんは今日もルミヌードル #ルミヌードル pic.twitter.com/ikis9IsOHH
— ルアマガムービー (@LM_movie) 2018年11月9日
このライトはかなり便利です。広範囲にかなり明るく照らしてくれるので、実際かなり使えます。
関連記事:ルミヌードル(Luminoodle)のインプレ!実際釣り場で使えるの?
最後に
今回は川村光大郎さんのタックルにスポットをあててみました。
基本オカッパリスタイルの方なので、おかっぱり中心でやっているという方にはタックルは参考になると思います。
上手い人のマネをするのが上達への第一歩だとおもいますので、ぜひ自分のタックルを見直してみて下さい。
あらたな気付きがあると思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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