キッケルキッカーのインプレ&使い方!エラストマー蛙の実力は?

ダイワから2018年4月に発売された「キッケルキッカー」!

もう使ってみましたか?

「どんなルアーなの?」「他の虫やフロッグ系との違いは?」「コスパはいいの?」

そんな疑問にお答えすべく、実際に使用して感じた感想と使い方のコツやアクションについてご紹介していきたいと思います。

キッケルキッカーの魅力と特徴を理解して、いつものフィールドでデカバスを狙って取りましょう!

キッケルキッカーの特徴

基本スペック

サイズ
(mm)
サイズ
(g)
色数入数(本)メーカー希望
本体価格(円)
353.183770

(出典:DAIWA

エラストマー素材

キッケルキッカーの素材はエラストマーです。

エラストマーは、今や大人気で入手困難となっている「野良ネズミ」などにも使用されている素材で、すさまじい強度があって引っ張ってもなかなか切れません。

こんなに伸びるんです。

通常のワームで使用されているPVC素材とは「針持ち」という点では比較にならないぐらい、エラストマー素材は長持ちします

実際に現場で使っていて、根掛かりでロストしない限りはずっと使えるんじゃないかと思えるほど強度が高いです。

キッケルキッカーは3個入りで770円と1個あたりが260円程になりますが、水面系であることで根掛かりのリスクは低いですし、針持ちが凄まじくいいので、長い目で見れば決して高くはないです。

似た形状のオリカネムシよりは絶対にコスパはいいと思います!(笑)

注意

エラストマー素材は通常のPVC素材のワームと接触させておくと、溶けます!

僕はせっかく買った野良ネズミがバッカンの中でいつの間にか脱走し、集団死する経験をしました‥

キッケルキッカーも絶対にブリスターパックに入れて、個別に保管しましょう。

トシロー

1匹260円は高いだろー!

エラストマーは普通のワームより強度が段違いに高いから、この値段でも全然高いくないと思うよ。

野良ネズミ1匹で20匹以上釣ってもまだ使えたね。

タオル

キャストのしやすさ

自重3.1gとやや軽めな印象がありますが、コンパクトボディーで細かいパーツがついている割には飛距離はでます。

エラストマー素材の恩恵でスキッピングも快適で、気持ちよく滑っていきます。

スキッピングのしやすさは「あれ?なんか俺キャストがうまくなった?」と勘違いするレベルです。

トシロー

ワームの素材でスキップしやすいとかあんのか?

エラストマーは明らかに滑りやすく感じるね。

最後の伸びがいいって感じると思う。

タオル

虫と蛙のどちらでもいける

キッケルキッカーは虫系、カエル系2つの要素を持ったルアーです。

水受けのカップがついているので、移動距離を抑えて後方の脚パーツは綺麗にキックバックします。

フロッグのような首振りアクションは難しいですが、トゥイッチ&ポーズで後ろ脚をキックバクさせることでフロッグとは違った蛙の動きがだせます。

また、虫系として使う場合も一点シェイクもしやすく、細い触手が8本ついているのでいい感じに波紋もでます。

トシロー

虫とカエルなんて贅沢だな。

メインは虫系かな。カップがついてるから移動距離を抑えられるのがいいね。

タオル

キッケルキッカーのフックセッティング

(出典:DAIWA

フックはメーカー推奨の物を使ったほうがいいです。

メーカー推奨のフックは「バサーズワームフックSS G・WKY #1、#1/0」

3.1gと軽いルアーなので、フックの重さによってだいぶ浮き加減が違ってきます

フックセッティングはメーカーの説明している通りが一番使いやすいです。

基本は腹側に針を抜くセッティングが推奨されていますが、表側に刺し抜いても全然使えます

トシロー

フック下向きって枝とか超える時、絶対引っ掛かるよな。

ガードが付いているとはいえリスクはあるね。ライトカバーに入れる時には上向きのほうがいいかもね。

タオル

キッケルキッカーの使い方

基本的なアクション

フロッグ的な使い方をする場合は、3回トゥイッチで1回ポーズというのが、DAIWAプロスタッフの佐々木勝也さんの使い方です。

フロッグ系といってもクイックに素速く誘う場合もあれば、しつこくネチネチと首振りする場合もありますが、このルアーはネチネチ系に優れたルアーです。

カップと細かいレッグパーツで移動距離が短いのがメリットなので、ネチネチと誘いましょう。

虫系で使うならキャスト後は波紋が消えるまで待ち、細かなシェイクで波紋を出しては止めての繰り返しが有効です。

チョウチンで使うのが一番食わせられると思いますが、チョウチンは正直なんのルアーでもできるのでこのルアー特有のメリットは特にないです。

開発者の佐々木勝也さんの実釣動画をみてアクションのイメージを掴んで下さい。

トシロー

使い方は普通の虫と同じだな。

そうだね。波紋が消えるまで待つのはどの虫でも一緒かな。

タオル

効果的なシチュエーション

「蛙」、「虫」というワームなのでオープンウォーターではなく、カバーに絡めて使用するほうが間違いないです。

オーバーハングの下も有効ですが、細かい枝系のカバーに絡めて使用するのが効果的です。

こんなライトカバーだと、一回バンクに乗せてから落として、虫系的な使い方がいいと思います。

トシロー

細かい枝の際なんかいい感じだな。

サイトだと、バンクをうまく利用したほうが断然食いがいいね。

タオル

沈む虫パターン

レアリスの「忍虫」で注目されていた「沈虫」パターンも有効です。

サイトでかなり実績が出たので、ぜひ使ってみてほしいです。

キッケルキッカーの場合は、忍虫より1cm程全長が短いのでオフセットのジグヘッドでジャストなものが見つかっていません。

僕がはリーダーに1.8gのガン玉重りを噛ませて使用しました。

簡易版ジグヘッドです。

アクションは簡単で、フォールさせるだけです。

バスが下向いて追ってくのがすごいよね!

足の小刻みなバイブレーションが効いてると思う。

タオル

ボー&アローをマスターせよ

オカッパリで有効なキャストに「ボー&アロー」があります。

オカッパリだと、ロッドを振れないような藪の中からキャストするなんて時が多いと思います。

そんな時にかなり重宝するキャストなのでぜひ身に付けておいたほうがいいです。

しかもかなり簡単にマスターできます。

ポイントは恐れずにロッドを曲げること。ロッドはそんなに簡単に折れません

しっかりと曲げてロッドの反発力を活かして下さい。

そうは言っても不安だと思いますので、動画でこれぐらい曲げても大丈夫というのを確認して下さい。

タックルはMLぐらいのスピニングだと反発力が強いので、うまくいくと20mぐらい飛びます。

このキャストをマスターすれば他の人が投げれないような所でキャストできるのでかなり有利になります。

人の手が入ってない所のほうが間違いなく釣れるので、ぜひ練習してみて下さい。

トシロー

これ、ロッド折れそうでこえーな‥

このぐらいの曲がりなら、全く問題ないと思うよ。

傷が入ってるとかだと、ちょっと怖いけどね。

タオル

キッケルキッカーのおすすめカラー

おすすめのカラーは「ブラック」です。

(出典:DAIWA

僕は虫系ルアーを買う時には絶対にブラックを買います。

明らかに他のカラーより反応がいいと感じます。

ステイン系の水色の所によく行くというのもあるんですが、マッディー、ステイン系の水色に行く方だったら「ブラック」「ホワイト」の2色だけ持ってれば事足りると思います。

カラーをいっぱい揃えるとお金もかかるし、迷っちゃいませんか?

キッケルキッカーは残念ながら「ホワイト」がないので、代用は「アマガエル」になります。

キッケルキッカーのおすすめタックル

メーカー推奨タックル

メインライン:PE0.6〜0.8号

リーダー:フロロ7〜13lb

ロッド:スピニングタックル ML

DAIWAのページではこんなタックルが紹介されていますが、ドンピシャだと思います。

オカッパリならこれで決まりじゃないでしょうか。

ロッドに関しては、虫系ルアーにあっているのはティップがLでバットはMぐらいのタックルが一番あっていると個人的には思います。

そもそも掛ける場所が大抵カバーの際か中なので、強いタックルが理想なんですが、ティップが硬すぎるとアクションさせずらいです。

中間をとってMLアクションが最も近いロッドになると思うので、使うならMLをおすすめします。

ラインはPE0.6号直結かリーダー8~10lbを組んでもいいです。

僕の場合はPE0.6号にリーダー10lbを40cmぐらいつけてやりました。

リーダーがあったほうがラインの重みが加わるので、風が微風でもある時にはリーダーはつけたほうがいいです。

トシロー

結構強めのタックルだな‥

カバー回りで使うことを考えると、これぐらいが飛距離とのバランスが取れてると思うよ。

ただMLのロッドだと若干投げづらさはあるかもね。

タオル

まとめ

いかがでしたでしょうか?

キッケルキッカーで釣れるイメージは湧きましたか?

最近虫ルアーの面白さを再認識していて、釣れるイメージしかない!

タオル

春から秋にかけては出番が多くなると思うので、ぜひキッケルキッカーを試してみて下さい。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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