ライトキャロの使い方!坊主逃れの最終兵器!

ライトキャロライナリグって使いますか?

僕はタフコンディション時の最終手段として、使用することが多いです。

キャロライナリグのイメージって「リグを作るのが面倒すぎる‥」と敬遠する方がかなり多いと思います。

確かに面倒です。

リグを作るのに3回も結ばなければいけないのは、すごく時間がかかる気がします。

でも、その面倒くささ以上にメリットがあります。

そんなメリットと使い方を食わず嫌いの方向けにご紹介したいと思います。

ライトキャロを使えば、今までよりもストレスなく、タフコンディションを攻略できると思います!

ライトキャロって何?メリットは?

ライトキャロとは?

ライトキャロは軽めのバレットシンカー等の中通しタイプのおもりを使用したキャロライナリグです。

シンカーは主にバレットシンカーの2.7g~5g程度を使用します。リーダーは30cm~1mぐらいまで取ることがあります。

キャロライナリグといえば、現在はライトキャロ、ヘビキャロの2種類が使い分けられていると思います。

何グラム以下のシンカーを使えばライトキャロで、何グラム以上がヘビキャロのような明確な定義はありませんが、基本的にスピニングタックルで扱える範囲の重さがライトキャロと呼ばれる範疇になります。

構造としては、メインライン→バレットシンカー→スイベル→リーダー→フックの順番です。

(出典:OSP

ライトキャロのメリット・デメリット

メリット

このリグはボトムでノーシンカー状態を作ることができます。

バレットシンカーの重さでフォールは速め、ボトム付近でリーダーの分ワームが漂うアクションを演出可能です。

ボトム付近を探るのにノーシンカーではフォール速度が遅すぎて効率が悪い場合にはライトキャロの出番です。

また、中通し重りを使用するため、バスのバイトが明確です

バイトの際に、ラインが中通しになっているため、バスが違和感を感じにくく、咥えて持っていかせる確率を上げることができます。

スプリットショットもほぼ同様のアクションを出すことができますが、シンカーがラインに固定されているため、バイト感知能力がかなり劣ると思います。

バレットシンカーを使用する場合には、すり抜け性能が良いため根掛かりする確率が低いです。

ガン玉を使用したスプリットショットと比べるとこの点でもかなり差があります。

デメリット

正直、リグを作るのが面倒です。スイベルに2回、フックに1回と合計3回ラインを結ぶ必要があるため、時間がかかります。

また、リーダーの長さにもよりますが、リーダーを長くすればするほど、キャストがし辛いです。

慣れれば問題ないレベルですが、リーダーを1mぐらい取ると、慣れるまでキャストはかなりストレスが溜まります。

ライトキャロの作り方

  • 手順1
    タイトル1
    メインラインにシンカーを通す
  • 手順2
    タイトル2
    スイベルの片側にメインラインを結ぶ
  • 手順3
    タイトル3
    スイベルの逆側にリーダーを結ぶ
  • 手順4
    タイトル4
    リーダーにフックを結ぶ

リグを作るのに3回も結ばなければいけないという事は、結び目から切れるリスクが通常の3倍あるということです

面倒ですが、確実にノットを結んでください。

簡単キャロ その1

番外編ですが、お手軽な方法もあります。

要するにテキサスリグのバレットシンカーを何かコブを作ってあげて止めてあげればキャロになるんです。

村上晴彦さんが解説しているやり方があるので、面倒臭くて無理という方はこちらを試してみるのもいいかもしれません。

ライトテキサス→ライトキャロとすぐにリグを変えることができます。

簡単キャロ その2

環付きのスティックシンカーを使って、シンカーストッパーでシンカーを止める方法でも、簡単にキャロと同じ効果が得られます。

このシステムはシンカーストッパーとサイズがマッチする環付きスティックシンカーがないとできません。

デコイのスティックシンカー2.5g or 3.5gとダイワのシンカーストッパーSサイズをライン4lb~5lbで使えば、程よいストップでかなり簡単にライトキャロ、フリーリグを作ることができます!

さらに、リーダーの長さをすぐに変えられるというのが特徴です!

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この方法は「フリーリグ(フリリグ)の使い方!インプレ★韓流スター!」の記事でも紹介しているので、ぜひ見てみて下さい。

ライトキャロのおすすめワーム

僕は主に河川でのスモールマウスの釣りで、ライトキャロはかなり活躍しています。

スモールマウス編

エコギア バグアンツ 2インチ、3インチ

ロックフィッシュゲームで非常に人気のあるワームですが、スモールマウスに異常に効きます。

沢山の足がついており、細かな波動とサイズ感が効くのかもしれません。

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issei ビビビバグ 2.6インチ、3.2インチ

ステイ中に一番バイトが出ると感じています。

ボディーの3次曲面リブが複雑な波動を生むのか、実際のところはわかりませんが、激釣れワームです。

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ヤマセンコー 2インチ、3インチ

スモールマウスの定番ルアーです。

水深が3m以上でノーシンカーで使用するには効率が悪い場合にはライトキャロで素速くボトムまで落として使います。

3インチセンコーの場合、ノーシンカーで使用していて千切れてしまったものをカットして使用しても全然問題なく釣れます

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ラージマウス編

O.S.P HPシャッドテール 3.1インチ

テールのレスポンスがよく、小さな移動距離でもテールアクションがいい感じに作用するように感じます。

リフト&フォールではこのワームを一番多様します。

O.S.P ドライブスティック 3インチ、3.5インチ

ノーシンカーで多用しているワームはキャロでも使えます。

ドライブスティックはまさにその代表選手です。

サイズは落として3インチをメインで使用していますが、ライトキャロで使用してもその釣れっぷりはやはり、ドライブスティックです。

リーダーが60cm以上で、リフト&フォールで使用する際には、シンカー着底後、自発的に前方にスイミングしてくるので、それを考慮して若干着底後リーダー分ズル引きを加えるとバイト感知しやすくなると思います。

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あわせて読みたい!

ドライブスティック(OSP )のインプレ&使い方

ライトキャロのアクション

ズル引き

基本的にはズル引きメインで使用します

しっかりとシンカーでボトムを感じながら、ゆっくりズル引きましょう。

シンカーのウェイトは水深に合わせて、3m以内なら2.7g、3~5mで3.5g、5m以上なら5gを使用します。

河川でスモールマウスを狙う際には、ステイ長めがキーになります。

10cmぐらい動かして、ステイ3~5秒。

また動かしての繰り返しです。大概ステイ中にバイトが出ます。

ドリフト

流れに乗せてドリフトさせるのも有効です。

この時は完全にノーアクションです。

ボトムを転がしてくるのみです。

コツコツと底を感じているだけでいいので、お手軽ですが威力はなかなかのものです。

ロッドは立てておくと根掛かりも軽減できます。

使用するシンカーは流れの速さによって異なりますが、基本は3.5gです。

流れが早い場合には5gを使用します。

リフト&フォール

岩盤以外でラージマウスを狙う場合には、リフト&フォール主体です

ロッドをゆっくり煽ってリフトアップし、ロッドを寝かせてフォール。

ボトム付近でノーシンカー状態のフォールを演出するアクションが効果的です。

ロッドを煽る速度は鋭くしゃくるようにしてリアクションバイトを狙っても釣れます。

状況次第にはなりますが、タフな状況ではリアクション狙いに切り替えた方がいい場合が多いです。

このフォール主体の釣りはスモールマウスの場合、あまり有効ではない感じがします。

なぜかわかりませんが、あまり釣れたことがないです。

ライトキャロの使い所

ハードボトム、ロックエリア、テトラ帯、岩盤、オダと複雑な地形変化やボトムの障害物周りでの使用がメインです。

(出典:craigsbooks.wordpress.com)

バレットシンカーを用いるので、すり抜け性能が良い為、ダウンショットでは根掛かりが多発してしまうエリアでも威力を発揮します

スタックしたなと思ったら、無理に引っ張らず、ロッドを立てて、その場で軽くシェイクしてみてください

結構な確率で外れます。

無理にロッドを煽って引っ張るとシンカーが岩の間に食い込んでハズれなくなってしまうので、そうなる前にシェイクしてかわしましょう。

岩盤エリアでは壁に沿って、シンカーを岩盤のテーブルに乗せていくように使います

壁面の突起に落としながら引っ掛けていくような感覚です。

この際にも、引っかかったらそこからノーシンカーのフォール状態を作って落とせるので、より繊細にスローに攻めたいときにおすすめです。

ライトキャロのタックル

ライトキャロで使用するタックルはスピニングタックルがメインになります。

参考タックルは下記となります。

【ロッド】

長さ = 6.3ft~7ft

アクション = L~ML  エクストラファースト、ファースト

 

【メインライン】

フロロカーボン2.5lb~5lb or PE 0.4~0.6号

 

【リーダー】

フロロカーボン 3lb~5lb

長さ = 30cm~1m

ロッドについて

ロッドは30~40cm程度のショートリーダーであればロッドの長さは必要ありませんが、60cm以上のリーダーを使用するのであれば、6.6ft以上でないと極端にキャストし辛いと思います

一番汎用性が高いのが6.6ft~7ftだと思います。

アクションはファーストテーパーのものが使いやすいです。

ズル引きメインですのでボトム感知に優れたものを使うことが釣果UPにつながります。

リザーバーなどのフラットエリアで使用するのであれば、1.8gシンカーにULロッドもありですが、ハードボトムやロックエリア、沈みテトラなどを攻めるのであれば、割と張りのあるLクラス以上のロッドをおすすめします。

ロッドが柔らかすぎると、根掛かりが頻発します。

ライトキャロに限らずですが、ロッドが柔らかい=ラインを引っ張った際のテンションをティップで吸収するので岩などに挟まった際に微妙な力でどんどん食い込んでしまいます。

ティップにある程度張りがあれば、スタックを躱しやすくなりますので、ロッドはL~MLがおすすめです。

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リーダーについて

メインラインの先につけるリーダーですが、リールについているラインを使用しても問題ないのですが、リーダー専用のものを持っておくと結構便利です。

釣具店でバスコーナーではない所にあるのであまり馴染みが無いかもしれませんが、60m等割と短い長さで売られています。

SeaguarのGrandmaxがかなりおすすめです。

値段は張りますが、このラインは相当根ズレに強いです

1個グレードが下のシーガーエースでも十分なのですが、Grandmaxは本当に信頼できるラインです。

河川のスモールマウスをやっていて、テトラエリアでこのラインを使い始めてから、明らかにラインブレイクが減ったので、このライン以外使えなくなってしまいました。

PEラインのリーダーとしても使えるので、持っておくと何かと便利なので、おすすめしておきます。

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最後に

ライトキャロの釣りは地味ですが、ナチュラルな誘いでノーシンカーよりもバイトが感知しやく、根掛かり回避率も高いため、僕の中では困った時のお助けリグ的存在になっています。

リグるのは面倒なのですが、ボトム付近をスローに攻めたい時には、ぜひ使ってもらいたいリグです。

ダウンショットよりは確実に根掛かりを軽減できるので、根掛かり頻発エリアの攻略にも使えると思います。

特に川スモールをメインに狙っている方で、使ったことがない方はすぐにやってみることをおすすめします。今まで捕れなかった魚に出会えると思います!

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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