ダイワのバス用丸型リールといえば「リョウガ」ですよね?
2019年には丸型リールの新たな選択肢となる「ミリオネア CT SV 70」が発売されます。
リョウガと共にダイワの剛性に優れたリールの代表格となるであろうミリオネア。今回はルアーマガジンにて公開されたスペックを紹介していきます。
目次
ミリオネアCT SV 70はCTコンセプトの丸型リール
2018年にリョウガがモデルチェンジしましたが、SVスプールが搭載されなかったことにがっかりした方は多かったのではないでしょうか?
そこで満を持して登場するのが「ミリオネアCT SV 70」です。SVスプール搭載で、スプール径は30mm。明らかに軽量ルアーを対象としている巻物リールです。
1000番クラスで255gと、カルカッタコンクエスト100(215g)と比較して重量でかなり劣っていたリョウガでしたが、今回の重量は210gとカルカッタよりも軽量となっています。
ミリオネアCT SV 70のスペックとラインナップ
品名 | 巻取り長さ(cm) | ギア比 | 自重 | 最大ドラグ力 | ナイロン糸巻量(Lb-m) | スプール径(mm) | ベアリング | 価格(税別) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ミリオネアCT SV 70H/70HL | 59cm | 6.3:1 | 210g | 5kg | 12Lb-70m 14Lb-60m | 30mm | 10 | 5万2500円 |
ミリオネアCT SV 70SH/70SHL | 68cm | 7.2:1 | 210g | 5kg | 12Lb-70m 14Lb-60m | 30mm | 10 | 5万2500円 |
ハイギアとスーパーハイギアがラインナップされています。とはいってもスプール径が30mmなので巻取り長は短いです。若干巻き重り感が気がかりではあります。
重量は210gとリョウガよりもかなり軽量になりました。軽量化された部分がボディーとなるとかなり剛性の部分に不安が出てしまいますが、現時点では各パーツの重量が判明していないためわかりません。ボディーで軽量化したとなると、かなりずっこける可能性大な気がします。
ラインキャパに関しては、14lbで60mと必要十分なレベルだと思います。
ミリオネア CT SV 70の特徴
30mm径のスプール
最大の特徴は30mm径のスプールになると思います。
軽量ルアーの対応度は増しながら、スプールがブランキングされているわけではないので、高重量のルアーも扱える。幅広い用途に対応したスプールです。
おそらく5gのシャッドからジョイクロまで投げられるような仕様になっていると思われます。
ゼロセッティングで調整簡単!
スティーズSV TWやリョウガに採用された「ゼロアジャスター」を搭載しているようです。一度セッティングしたら、簡単には動かない機能です。
ボートや車の揺れなどによって微妙に緩んでくるメカニカルブレーキを適度な所に調節してくれて、その状態をずっとキープしてくれるので、変わらない使用感を実現してくれます。
意外にこの機能はありがたいです。
リョウガ、カルカッタとの比較
品名 | 巻取り長さ(cm) | ギア比 | 自重 | ナイロン糸巻量(Lb-m) | スプール径(mm) | ソルト対応 | 価格(税別) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
NEW ミリオネアCT SV 70H | 59cm | 6.3:1 | 210g | 14Lb-60m | 30mm | 不明 | 52,500円 |
リョウガ 1016CC | 57cm | 5.4:1 | 255g | 14Lb-約110m | 34mm | ◯ | 56,500円 |
カルカッタコンクエスト100 | 59cm | 5.2:1 | 215g | 14Lb-約90m | 36mm | ◯ | 54,600円 |
カルカッタコンクエストBFS HG | 68cm | 6.8:1 | 200g | 8Lb-45m | 32mm | ◯ | 54,000円 |
もはや、リョウガと比較するよりもカルカッタコンクエストとの比較のほうが意味を成していると思います。
カルカッタコンクエストとの最大の違いはスプール径です。カルカッタコンクエスト100の場合はスプール径を大口径化させているのでミリオネアCTとは全く真逆の方向性です。カルカッタの場合には、軽量ルアーの対応はカルカッタコンクエストBFSが役割を担っています。
スプール径が大きければ重量のあるルアーの場合は飛距離が出ますが、軽量ルアーには対応していません。逆にベイトフィネスに軸を移せば今度はラインキャパが少なく、太いラインを多く巻くことができません。
その点では、今回発売される「ミリオネアCT SV 70」は今までなかった隙間をついたリールです。軽量ルアーに対応させつつ、太いラインをそこそこ巻ける。いままでなかった類のリールはかなり需要があると思われます。
ミリオネア CT SV 70は巻物主体のアングラーに支持される!
ミリオネアCT SV 70について、速報でお伝えしてみましたがいかがだったでしょうか。
まだまだ、詳細が表に出ていない段階ですので、判明次第、随時アップデートしていきたいと思います。
とはいえ、ちょっと隙間をついた汎用型の丸型ベイトリールは期待大です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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