ネコリグってほんと便利なリグですよね!
こんにちは!
バス釣り歴25年。ネコリグをこよなく愛するタオルです!
2回言っちゃいますが、ネコリグってほんと「便利なリグ」なんですよ。
ネコリグをマスターすれば、間違いなく釣れるバスは増えます。
根掛かりが少なくて、すっと早く落とせて、泳がせて使うこともできる。
こんな万能なリグが釣れないわけがないです。
でも、僕がネコリグを使い始めた頃は全然釣れませんでした‥
今振り返ると、アクションのさせ方や特徴を理解していないで使っていたから釣れなかったんだと思います。
トシロー
俺はネコリグマスターだから始めから釣れたけどな!
それは僕の失敗談を散々教えてからだと思う‥
いろんな失敗を経て来てるから、ネコリグ初心者はぜひこの記事を‥
タオル
今回は、「ネコリグの使い方が知りたい!」「そもそもネコリグって何?」って方に向けて、ネコリグの基本とアクションや使い方を解説していきます!
正しくネコリグを理解できれば、今までよりもプラス1匹が釣れるようになりますよ!
目次
ネコリグってどんなリグ?
(出典:SiteB by Basser)
ネコリグは現在isseiというルアーメーカーの社長(以前は常吉)である村上晴彦さんが考案したリグで、「根こそぎ釣れるリグ」から「ネコリグ」という由来でネーミングされたリグです。
一般的なネコリグはストレートワームの先端にネイルシンカーを挿入し、マス針をセンターに掛けたものになります。
使用されるワームはストレートワームが主体ですが、シュリンプ系、シャッドテール系のワーム等でも使用される事があります。
- 根掛かりが少ない
- フォールスピードが速い
- アピール力が高い(水押が強い)
- ボトム取りやすい
ネコリグの主な特徴はこの4点です。
最大の特徴は根掛かりが少ない点です。
水中に沈んだオダや岩、水草などの障害物を高確率で回避してくれます。
根掛かりが少ないので、ゴチャゴチャした所を積極的に攻めていける点がネコリグの一番のアドバンテージです。
(出典:BassFishingandCatching.com)
ボトムと接しているのはワームの先端となっていて、フックはワームのセンターにあることで、支点とボトムの接点がずれている事がこの根掛かり回避性能を生んでいます。
ノーシンカーも同様に根掛かが少ないリグですが、フォールスピードが遅いという欠点があり、2m以上の水深を探るにはかなり手返しが悪く、時間がかかってしまいます。
その点、ネコリグはフォールスピードが速く、根掛かりが少ないという特徴もあり、水中に沈んだ障害物をスピーディーに探れる万能なリグと言えます。
この動画の水中映像を見ると根掛かりが少ないのが納得できると思います。
うまく岩をかわせています。
トシロー
ネコリグはオダとかのごちゃごちゃ系にはめっぽう強いよな!
ダウンショット使ってて、いつも引っ掛かるなぁと思ったらネコリグの出番だね!
タオル
ネコリグの使い所
ネコリグの使い所は根掛かりが少ないという特徴を活かした、障害物周りになります。
根掛かりの多い、オダ、リップラップなどを根掛かりをさせずに、タイトに攻めることが可能です。
根掛かりが少ないので、何が沈んでいるかわからない初めての場所でサーチルアーとしても効果的です。
適度にアピール力があり、フォールスピードも速く、根掛かりも少ない。
サーチルアーに必要な条件をほぼ網羅しているので、非常に適正が高いと言えます。
この動画を見て下さい。
こういうごちゃごちゃとした岩や沈んだ木なんかが多く入っている場所にバスは着きます。
ここにダウンショットリグを投げたら、数投で根掛かりしてしまうと思います。
こんな場所はネコリグの一番得意な場所です。
トシロー
これはダウンショットじゃ絶対引っ掛かるな‥数投で根がかる自信あるわ‥
ボトムの起伏が激しい所にもめっちゃ有効だね!
タオル
ネコリグに必要なもの
ネコリグに必要な物は2つ(3つ)です。
マス針
ネイルシンカー
(保護チューブ)
ネコリグは基本的にマス針を使用します。
マス針のサイズはスピニングタックルで扱うなら#3~#1が適切です。
太軸のものを使用するとフッキングが決まりづらいので、細軸のフックがオススメです。
ネイルシンカーはメーカーによって抜けづらいように色々な工夫がなされた商品が販売されています。
形状は様々ですが、現在の所、ダントツで抜けづらいといった商品がありません。
ウェイトは1/64oz~1/16oz(0.45g~1.8g)で水深が深ければ重く、浅ければ軽くという具合に、ボトムが取れる自分の使いやすいものを使いましょう。
スピニングタックルでLクラスのロッドならば1/32oz(0.9g)ぐらいがオススメです。
最後に保護チューブですが、これは絶対なくてはならないものではありません。
キャスト時や根掛かり時にワームが千切れて、ロストしてしまうのを防ぐ為につける為のものです。
付けておけば、ロストの確率は低くなりますが、セッティングが面倒臭いと感じる方は付けなくても問題ありません。
トシロー
ガード付きのマス針だとフッキングが心配なんだよな‥
確かに多少は影響あるけど、そこまでフッキング率は落ちないよ!
フッキング率が下がるより、根掛かり防止のメリットのほうが明らかに大きいね。
タオル
ネコリグの作り方、フックの刺し方
手順
- 手順1ネイルシンカーを刺す下穴を開ける
この作業は省略しがちですが、下穴を開けることでシンカーが抜けづらくなります。
また、まっすぐに刺しやすくなりますので、省略しないでやるのをオススメします。
シンカーが重くなればなるほど、ネイルシンカーが抜けてしまう可能性が高くなりますので、1/16oz以上では必ずやった方がいいと思います。
- 手順2ネイルシンカーを挿入する
下穴に沿ってまっすぐ挿入します。ネイルの先端が2~3mm程出ている状態まで刺し込みます。
- 手順3保護チューブをセット
(出典:熊人Yahoo!店)
保護チューブはそのまま手でセットしようとすると径が小さめのチューブですと、かなりセットしづらいです。
専用の工具も販売されていますが、ペンチを使うとやりやすいのでオススメです。
ペンチで保護チューブを開いてから、ワームを通すように使用します。
- 手順4フックをセットする
フックはワームのセンターよりやや先端よりにセットします。
縦刺しと横刺しがありますが根掛かり回避の観点からは縦刺しの方が根掛かりしづらいです。
ワームの表面を2mm~3mm程度すくうように刺し抜いてセットします。
保護チューブをセットしている場合には保護チューブをまたぐように刺し抜きます。
この動画を見て、基本的なセッティング方法を学んで下さい。
トシロー
下穴なんて開けて効果あるのか?シンカーのスッポ抜けなんて変わんねーだろ?
体感的には全然違うね。
ワームを引き裂いていれるより、爪楊枝とかで細い穴が空いてればワームがシンカーをしっかり締め付けてホールドしてくれるよ。
タオル
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ネコリグのオススメワーム
スワンプジュニア

スピニングタックルで扱うネコリグ用のストレートワームでは鉄板です。
価格も安く、流通量も多いので、一番オススメです。
カラーはグリーンパンプキンがマッディーからクリアウォーターまで一番万能だと思います。
太さ、アクション、値段、どれをとっても超優秀だよな!
スピニングでネコリグなら、まずはコレって感じのワームだね。
カットテール 4インチ

ネコリグには比重の軽いワームが良いと言う人もいますが、塩の練りこまれた高比重のゲーリー素材はそんな意見を打ち破ってかなりの釣れっぷりを見せてくれます。
万能なので1袋は持っておきたいです。
今更これは勧められてもな‥鉄板じゃねーか。
まさにエサレベルのワームだからね‥
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カットテールについては「カットテールの使い方6選!永久不滅の伝説ワームは動かさないの?」をチェック!



トルキーストレート 3.8インチ

最強トーナメンターの青木大介さんが代表のD-styleのネコリグ用ワームです。
自重も比較的重く、キャストもしやすいです。
アクションも底面についたリブの影響からか、スイミングさせた時にも細かくバイブレーションしてアピール力がかなり強いのが特徴です。
トルストは、明らかにブルブルとバイブレーションするよな。
ネコリグの中でもアピール力はかなり強い部類だね。
回収時にもバイトが多い気がするし、あのバイブレーションは効いてるんだろうね。
ネコリグのアクションの仕方
ネコリグはワッキー掛けのフックセッティングで、水押しが強いリグです。
基本アクションはボトムでのシェイクになりますす。
ロッドのティップを軽くトントンとラインを張る→緩めるを繰り返して、アクションを加え続けて、基本的にアクションは止める必要はありません。
スピードの強弱は付けますが、動かし続けます。
使い所もゴチャゴチャとした障害物がメインとなるので、ワームが倒れ込んで横倒しになると途端に根掛かりの確率が上がってしまうので、アクションを付け続ける事でアピールし続けて、同時に根掛かりを回避しましょう。
ワームの倒れ込むアクションが効果的な場合もありますが、まずは基本的なアクションから挑戦してみて下さい。
この動画のようなアクションを目指したいです。
ロッドの操作はこんな感じです。シェイクの基本的な事がわかりやすく解説されています。
止めて、横倒れするアクションも釣れるだろ!
釣れるんだけど、着底時だけでいいかな‥
ごちゃごちゃした所でワーム倒しちゃうと根掛かりする確率も高まるしね‥
ワームを曲げた状態でたいてい喰ってる感じがするから、できる限り曲げようってこと。
まとめ
ネコリグはゴチャゴチャとした障害物周りをスピーディーに探る事ができて、根掛かりが少ないリグです。
スピニングタックルでは、ブッシュなどのカバーには不向きですが、ボトムにあるオダや岩等の障害物にはかなり相性が良いので、他のリグでは根掛かりを恐れてしまうような場所を積極的に狙っていけると思います。
(出典:Orlando Bass Guide)
シンカーが高価なので、スッポぬけを防止する為にも下穴を空けてからシンカーを挿入してみて下さい。
さらに不安であれば、ゼリー状タイプでないアロンアルファをセット後に1滴、ネイルシンカーを差し込んだ部分に垂らす事でより抜けにくくなります。
僕は一時期、万能過ぎて、ネコリグしか投げなくなってしまった時期があるくらい、ネコリグの使いやすさに惚れ込んでいます。
根掛かりが少なく、障害物をタイトに攻めることができる事で、絶対に釣果が上がると思うので、是非挑戦してみて下さい!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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