ロボワームは1990年台に一世を風靡し、当時はトーナメントシーンを席巻していたワームです。
2014年にはジャッカルがロボワーム社と提携し、「ロボフリック」「ロボアイシャッド」をリリースして話題となりました。
そんなロボワームですが、実際今使ってもかなり有効なワームです。全然釣れます。
トシロー
あぁアライブシャッドはなんとなく聞いたことあるけどな。
名作揃いのロボワームはタフコンディションの切り札だよ!
タオル
今回はそんなロボワームの威力を知らない方に向けて、ロボワームがどんなワームなのかを紹介していきます。
この記事を読めば、きっとロボワームの威力がわかると思います!
目次
ロボワームの特徴
アメリカのカリフォルニアにある「ROBO WORM」社。
アメリカ西部のフィールドは日本同様にフィッシングプレッシャーが高く、バスも賢いのが特徴です。
ロボワームはそんな西海岸のハイプレッシャーなクリアレイクを攻略するために作られたワームです。
繊細なカラーリング
ロボワームはクリアレイクでバスの視覚に訴える要素を突き詰めたカラーリングが特徴です。
透き通るようなクリア系の色は非常にナチュラルで、ハンドポワード製法ならではの差し色は現在の「インジェクション製法」では決して真似できないカラーです。
このハンドポワード製法により、ベイトフィッシュの色を忠実に再現することが可能になっています。
インジェクション製法‥金型に原料を射出する製造方法。大量生産に向いているため、ほとんどのメーカーが採用している。
ハンドポワード製法‥石こうなどの型に原料を流し込む製造方法。量産が難しい為、ごく一部のメーカーしか採用していない。素人でもこの方法でワームを作れます。
素材が柔らかい
ロボワームの素材は柔軟性が非常に高く、ロッドアクションに機敏に反応します。
また、僅かな水流を受けてワームが微妙にアクションし、効果的にバスを誘います。
さらに素材の柔らかさはバスの口の中に入ったときにも違和感を感じづらく、バイト時間が長いのも特徴です。バイト時間の長さはそのままフッキングリグ率の向上に繋がります。
比重が軽い
ロボワームは素材が非常に軽く、浮力が高いためワーム単体だとほぼ沈んでいかないレベルです。
この素材の軽さはウェイトをつけた時にはフォールスピードを極限まで抑えて、より自然なフォールを実現します。
また、波動も弱い為、バスにプレッシャーを掛けづらくクリアレイクでは抜群の食わせ能力を発揮します。
比重の軽さは、ダウンショットリグを使用した際に、ワームが自然な水平姿勢を保ってくれるのに貢献し、バイトを誘います。
ロボワームの代表作
アライブシャッド
矢口釣具店のオリジナル製品であるアライブシャッドは、ロボワーム社が製造している製品です。
津久井湖では誰もが知る超実力派のワームで、アライブシャッドの「グリーンサンダー」は津久井湖のご当地カラーになっています。
OSPのHPシャッドテールにも同名のカラーがありますが、ロボワームをリスペクトして作られたもののようです。
ダウンショット、キャロ、ジグヘッドのミドストなどで驚異的な力を発揮します。
関連記事:津久井湖でバス釣り!もう釣れない代名詞の湖じゃないよ?
リーチ
リーチはダウンショットの水平姿勢が更に取りやすいワームです。
この動画を見てもらえれば、どれだけ水平姿勢をキープするかがわかります。
近年では青木大介さんが代表を務めるD-STYLEの「フーラ」がリーチをインスパイアして作られたワームです。
ボディーシャッド
残念ながら廃盤の商品ですが、中古釣具店などではまだ見かけることもあります。
ボディーシャッドもダウンショット職人です。
アライブシャッドよりもさらにシェイク時の反応がよく、まさに食わせの切り札的ワームです。
ロボワームのおすすめリグ
ダウンショット
ロボワームの特徴が一番活かされるリグはダウンショットです。
マス針を頭にチョン掛けした際には、ステイ時にも水平姿勢をキープします。
使い方のキモは極細の軽量マス針を使用することです。フックの重量によっては水平姿勢が崩れてしまう事もあるので、極力軽いフックを使用してください。
ノガレスの「デスロック」が軽くて刺さりもよく、おすすめです。
このダウンショットでの水平姿勢は食い渋った時ほど顕著に効果を発揮します。
サイトフィッシングをしているとよくわかりますが、明らかに反応が違うので、すれ切っているバスを相手にする時にはなくてはならないワームです。
アライブシャッド、リーチ、ボディーシャッド全てがダウンショットにおすすめです。冬のタフコンディションにもかなり効果的です。
関連記事:冬のバス釣り攻略法!【スポット、時間】を絞って安定釣果!
ノーシンカー
ノーシンカーでの注意点としては飛距離が出ません。
フロロカーボンの3lbラインでもストレスを感じます。対処法はPEラインの0.3号など極細のラインを使うことで飛距離を稼いでください。
マス針チョン掛け使用では浮いてしまうことも多くなりますが、サイトフィッシングではそれも効きます。
アライブシャッドをノーシンカーで使っている人はあまりいないので、かなりおすすめです。
ミドスト
ミドストを覚えるなら、アライブシャッドがおすすめです。
浮力が高く、フォールスピードが遅いので明らかにミドストがやりやすく感じると思います。
春のプリスポーン期には外せないワームです。このワームでしか食わせられない魚が確実にいると感じられるはずです。
まとめ
今回はロボワームについて紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
販売数自体も多くないので、釣具店で見かける機会も少ないと思いますが、クリア~ステインの水色のフィールドではかなりの威力を発揮するワームです。
「何をやっても釣れない‥いるのに喰わない‥」そんな時にはロボワームの出番です!
この記事で紹介したアイテムまとめ(Amazonリンクに飛びます)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメントを残す