愛用していたロッドが折れた。。。
かなりショックで、その日は釣りにならないかも知れません。
それほど、釣り人はタックルに愛着があるし、数多くの魚を釣ってきたタックルであれば尚更です。
ロッドが折れてしまった時はまずは何を考えますか?
買い替え?修理?
そもそも修理なんてして、元通りに治るものなのか?感度が悪くなるんじゃないか?
全然違うテーパーになって帰ってくるんじゃ?
修理代金も割と高額になりやすいので、躊躇する人が多いと思います。
今回はロッドの修理について、今までにロッドを5本修理に出した経験を元に情報をシェアします。
目次
折れたロッドってそもそも修理できるの?
魚とのファイト中、根掛かりを外している時、運搬中、様々な場面でロッドを破損してしまうリスクはあります。
僕の場合は運搬中に車内で2回、ボートから落水した時に2回、ファイト中に2回、キャスト時に1回とこれまで合計7回ロッドを折った事があります。
これまで折れたロッドは5回ほど修理に出して、未だに現役で使っているものもあります。
折れたロッドについて、修理できるかといえば、結論、修理可能です。
折れた箇所も問いません。穂先がなくなっても修理は可能です。
修理金額ってどれぐらいかかるの?
修理金額は一般的に折れた箇所によって異なります。
バット側になると多少料金が高くなる傾向にあるようです。
(出典:フィッシングチャンス)
ただし、複数箇所折れた場合には素直に買い替えた方が懸命かも知れません。
修理金額は1箇所あたりですので、単純に2箇所だと倍の値段になります。僕も2箇所を折ったことはないのでわかりませんが、相当な思い入れがあるロッドなら別ですが、2箇所以上となるとフィーリングが変わってしまう可能性が高い気がします。
本当に折れたロッドが元通りになるの?
見た目の変化
見た目の変化はほとんどありません。あれ?どこが折れたんだっけというレベルです。
折れた箇所がわからなくなるぐらい綺麗に仕上がってきます。ただし、若干ロッドが短くなります。ほんとに1cm以下とかいうレベルなんですが、破損した箇所を削る関係で若干ショート化されるのは避けられないと思います。
使用感、感度の変化
これまで、ベイトロッド、スピニングロッド共に修理経験がありますが、いずれも1~4番ガイドの間で折れたものを修理しました。
修理の結果としては、元のティップセクションを修復したものは大きく使用感が変わった感じはありません。
ティップセクションが欠損していて、ソリッドティップを継ぎ足したものに関しては全く別物のフィーリングになる印象です。
チューブラーからソリッドティップに変わるとやはり使用感は大きく変わります。
目で見てティップの動きであたりを感知するソリッドティップと手感度重視のチューブラーではかなり使用感が違うのは当然といえば当然ですが、穂先の継ぎ足しによる修理ではチューブラーロッドの場合は使用感を維持するのは難しいと思います。
折れたロッドの修理はどこでやってくれるの?
大手釣り雑誌によく広告を掲載している「フィッシングチャンス」がロッド修理の業界では有名です。
僕もこれまでこのショップで全て修理してもらっています。
参考 ロッド修理・カスタムフィッシングチャンス他に都内にあるショップですと「サバロ」が有名です。
ここも老舗で有名ですが、実際に修理してもらった事がないのでなんとも言えません。。
参考 ロッド修理・カスタム釣道楽屋 サバロソリッドティップチューンするなら「オンリーワン」。千葉県市原市にあるショップ。Designoのソリッドチューンをするなら色々と相談できる信頼できるショップです。
参考 ソリッドティップチューンオンリーワンロッドを折らない為にできること
運搬時にはティップガードを付ける
移動中の車内で、ドアや窓に挟んでしまったりすると、恐らく破損は避けられません。
ただ、ちょっとした衝撃にはティップガードで対応できると思います。思いのほかティップガードで助かった経験があるので、毎回付けるのが面倒ではありますが、リスク回避の意味では一定の役割を果たしてくれると思います。
ボートデッキの上では整頓しておく
ボートで釣りを行う人はロッドを沢山持ち込んでいると、ボート上で、ロッドティップがボートからはみ出している事があります。
気づかずに釣りをしていて、岸際に近づいた時にボートの外側に出ていたティップが障害物にあたってポキっといってしまうことを知人を含めて3度経験しています。ロッドティップがボートから出ていないかは確認する癖をつけましょう。
BottomUpから発売された「カールロッドホルダー」はロッドの向きがある程度制約されるのでおすすめです。本家の商品が大人気で品切れが相次いでいますが、模倣品でも効果は一緒です。
根掛かり時には無理にあおらない
根掛かりした時に、思いっきりロッドを曲げてしまうのも破損のリスクがつきまといます。特にPEラインを使用している方は引張り強度がかなり強いので、注意が必要です。
ラインブレイクをさせる時には、手でもって切りましょう。
ファイト中、魚を抜き上げる時にロッドを立て過ぎない
ファイト中に異様にロッドを立てる人がいますが、ロッドを折ろうとしているようなものです。ロッドをよく折ってしまうという人はロッドを立てすぎている可能性があります。
また、魚を抜き上げる時にもロッドを立て過ぎると、破損のリスクが急上昇します。たとえ500gの魚であっても、ロッドを立てた状態で抜き上げたらMLぐらいのロッドでは簡単に折れてしまうと思います。
最後に
ロッドが折れた時には、絶対に穂先はとっておきましょう。元通りの使用感を求めるならば必ず元のブランクスが必要です。
開き直って、ソリッドチューンして全く別物のロッドに変身させるのも意外におすすめです。
ソリッドティップを継ぎ足すことで、違ったフィーリングになるのは間違いないので、硬すぎすると思っていたロッドであれば、かなりマイルドな仕上がりに変更することが可能です。
逆にチューブラーで、元々ソフトなティップを持っていたロッドをソリッドティップに変更するのは、僕の経験上全くだめです。もはや別物になってしまいます。ミドストなんかするロッドにするにはちょうど良くなる可能性はありますが。。。
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最後にまで読んでいただきありがとうございます!
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