エンジンのスペルバウンドコアシリーズはもう使ってみましたか?
「自分の今使っているロッドがスナッグレスネコに向いていない気がする。」「フッキングが決まらない」と悩んでいてる方は多いと思います。
僕もかなり色々なロッドを試して、ベストなものを探していたのですが、ようやく満足できるものにたどり着けました。
今回は新しいロッドの導入を検討している方に向けて、「スペルバウンドコアSCC-66-1/2MH-ST」のネコリグでの使用感を中心にまとめてみました。
トシロー
スナッグレスネコに最適なロッドってどんなのだ?
ティップが柔らかくて、ベリーからバットは強いロッドだね!
まさしくこのロッド!
タオル
このロッドで50匹以上は釣ったので、ある程度自分の中でロッドの特性がわかってきたつもりです。
スナッグレスネコリグ用のロッドを探している、このロッドの購入を考えている方の参考になるように、使用感、特徴を紹介していきたいと思います。
スペルバウンドコアとは?
スペルバウンドコアシリーズはエンジン(Engine)から発売されているロッドシリーズです。
価格帯は店頭価格で2万円~2万5千円ぐらいで、位置づけとしてはエンジンのフラッグシップモデルである「スペルバウンド」シリーズの下位モデルになります。
WBSプロ 霞水系のスペシャリスト 村川勇介さん、亀山最強?の房総リザーバーマイスター羽生一人さん、スモールマウスレイクを得意としているJBTOP50プロ 市村修平さん、この3人がそれぞれの得意なフィールドに特化したロッドを開発し、リリースしたシリーズになります。
それぞれ異なるフィールドに特化したロッドを細分化して作っているので、バーサタイルに使えるロッドは少ないです。
しかし、特定のリグや使用用途に特化したロッドで、どれも専用設計で作られているので、自分のよく使うリグや使い方に合わせたロッドを選ぶことで、快適な使用感を得られると思います。
プロスタッフ3名 霞ヶ浦ダンディ・村川勇介、ハイランドレイクマスター・市村修平、房総リザーバーの鬼・羽生和人、それぞれのフィールドを徹底的に釣り込んだエキスパートが全精力を注入して作り上げたSPELLBOUNDCOREシリーズ。
獲る為のソリッドティップを搭載し、ショアアングラーからトーナメンターまで、使い手のスキルを最大限に発揮させてくれる新感覚ロッドの誕生です。
(出典:エンジン)
エンジンから発売されていますが、OEM先はLegit Designという事を名言しており、全ての機種でロッドにも”Built by Legit Dsign”という表記がされています。
トシロー
LegitDesignが作ってるんだな‥知らなかったぜ。
OEMでもなんか、こんなにおおっぴらに公表するのは珍しいよね‥
各メーカー大人の事情があるんだろけど‥
タオル
SCC-66-1/2MH-STのスペック
全長:6’6 1/2
自重:117g
適合ルアー重量:5~14g
適合ライン:7~16lb
アクション:MH(ミディアムヘビー)
6.6ftで長さも適度で取り回しがいい印象です。
自重117gとそこまで軽いロッドという訳ではありませんが、MHクラスのロッドという事を考慮すると決して重いとは感じません。
適合ルアーが5g~14gということですが、MHクラスにしてはティップがかなり柔らかいので、実際に快適に使えるのはルアー総重量で5g~10g前後という印象です。
アクションがMHという表記ですが、ティップはML、バッドはMHといった方が正確です。
かなりティップは柔らかめで、かなり極端なファーストテーパーになっています。
羽生さんの実釣解説を見てみて下さい。
トシロー
ティップが柔らかすぎて不安だな‥
シェイク時の操作性と、カバーから引き離す強さって完全に矛盾するからね‥
ほんと上手くバランスが取れたと思うよ!
タオル
どんな釣りに向いているの?
ずばり、僕の用途はスナッグレスネコリグ専用ロッドです。
メーカー推奨の使い方が一番しっくり来ます。
羽生監修。亀山湖などでのメジャーテク、スナッグレスネコのカバー撃ちをリズミカルに行えるベイトモデル。基本性能は他のスペルバウンドコアシリーズと同じだが、スピナベやチャター、クランクもこなす汎用性も秘めている。
(出典:エンジン)
(出典:Site-B)
専用ロッドといっておいてあれなんですが‥
3.5gのライトテキサス、ドライブスティック等4.5インチ程度のノーシンカーにもベストマッチです。
ここまでソフトなティップのMHロッドはこれまで使用した事がありませんでしたが、はっきり言って、スナッグレスネコ、ライトテキサス、高比重ワームのノーシンカー、この3つの釣りは完璧にこなす事ができるロッドだと思います。
今の所、このロッド以上に向いているロッドを使用したことがないというレベルです。
正直メーカーの紹介文にあるような、スピナベ、チャター、クランクはかなり極端なファーストテーパーのため、好みが分かれる所だと思いますが、個人的にはあまり向いている印象はありません。
ただ、ロッド1本のオカッパリで撃ち物中心でたまにプラグも投げたいという用途であれば、
かなり使い勝手がいいロッドであることは間違いないです。
普通のカバー撃ちロッドのようにキロクラスの魚を抜き上げるとかは止めたほうがいいと思います。
普通に折れそうです。
トシロー
やっぱり耐久性はないのか?
ん~強くはなさそうだけど、扱い方次第じゃないかな‥
無理にロッドを立ててファイトする人は、このロッドじゃなくても折れちゃうしね‥
タオル
どんな使用感?
ネコリグでカバーを撃つのにコレでもかと言うほどベストマッチなロッドです。
ティップが柔らかく、シェイク時のアクションはとてもつけやすく、ドライブクローラー+1.8gネイルシンカーで合計重量6gのルアーが快適にサイドキャスト、ピッチング出来ます。
ソフトなティップの一方で、ベリーからバットはガチガチな印象で、フッキングはかなり決まりやすいです。
カバーの中でラインが枝などに持たれた状態でも、問題なくフッキングできるパワーがあります。
僕の中ではスナッグレスネコ専用ロッドなので、ラインは通常フロロカーボン12lbを使用しています。
めちゃくちゃ感度がいいという訳ではありませんが、カバーに持たれた状態で、アタリも十分わかります。
ボトムをとっても3mぐらいであれば明確といっていい範囲です。
トシロー
ティップがソフトなのに、ほんとにパワーなんてあるのか?
ん~なんか不思議なロッドだね。
ブランクに粘りがあるとかそういうんじゃないんだけど、パワーは申し分ないかな。
タオル
どんなリールが合う?
自重117gと重くはないのですが、軽くもありません。
僕はこれまで、ダイワのSS Air(145g)、abu Revo LTX(152g)
とあわせて使って来ましたが、軽量リールでも先重りする感じはありません。
ただし、SHIMANO メタニウムMGL(175g)やダイワタトゥーラ SV TW(200g)等のもう少し重めのリールの方がバランスとしてはマッチしていると思います。
SSAirと合わせたときのバランスはこんな感じです。
トシロー
この感じの重心だと全然先重りしてなそうだな。
操作してても特に感じないね。
ベイトフィネスリールつけても普通にバランスいいと思う。
タオル
気に入らない所
唯一気に入らない所が一個だけあります。
フォアグリップです。
かなり個人的嗜好になるのですが、僕はフォアグリップがコンパクトなロッドが好きです。
このロッドはフォアグリップに装飾の為?のプラスチックパーツがついていて、人差し指をかなり伸ばさないと、握った手でブランクにタッチ出来ないんです。
タッチしたからと言って感度あがるとは思っていないませんが、ブランクにタッチできるのが好きなので、そこだけが不満な点です。
正直、そこだけですかね。
トシロー
このコスメはいらねーのか?おれは好きだけど。
ん~正直いらないね‥このパーツはもっとシンプルで小さい方が良かったな。
タオル
ぶっちゃけコスパいい?
価格は店頭価格で23,000円前後です。
はっきり言って、買いだと思います。
僕はこれまで、SHIMANOのZODIAS やExprideなどの低価格帯のものから、Daiwa Steez等のフラッグシップモデルまで使って来ましたが、コストパフォーマンスという意味で言うと、抜きん出ていると思える程です。
補償については1年間有効で、免責額13,750円(税抜)となっていて、普通のレベルでついています。
トシロー
このロッドが2万円台なら買いか?
間違いなく買い!2本目が欲しい。。。
タオル
まとめ
エンジンのスペルバウンドコアシリーズ。
今回はSCC-66-1/2MH-STを紹介しましたが、房総リザーバー、霞水系のオカッパリにはかなり向いているロッドだと思います。
ネコリグでカバーを撃つなら絶対買いかと思います。
このシリーズ、今の所、パワーフィネスモデルとこのモデルの2本のみ所有していますが、まだまだ増えそうな予感です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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