高滝湖のバス釣りポイント紹介!ツンデレレイク攻略法はベイトにあり!

かつては40cm upが入れ食いなんて時期もあった高滝湖。

ここ数年はバスの個体数が減った影響か、プレッシャーからなのかタフレイク化しているという声が多く聞かれています。

そんな高滝湖ですが、まだまだ攻め方次第では釣れるフィールドだと思います。

関東近郊のフィールドの中では、アベレージサイズは大きく、魅力のあるスポットです。

今回はそんな高滝湖の魅力と、季節別の攻略法、おすすめポイント、ルアーについて紹介していきます。

おかっぱり、ボートともにポイントを絞って、状況にあった釣り方をすれば、高滝湖はまだまだ釣れるフィールドです!

高滝湖の特徴

(出典:千葉県観光物産公式サイト

フィールドの特徴

高滝湖は本湖と養老川、古敷谷川の2本の流入河川からなるダム湖です。

平均水深が5m程と、ダム湖にしては全体的に水深が浅いのが特徴となっています。

水質はステイン。夏にはアオコが多く発生しかなり水質が悪くなる傾向があります。

本湖は全域が護岸されており、ストラクチャーが乏しく、バスの付き場がかなり限られています

また、ワカサギレイクとしても有名で、このワカサギにバスの行動が依存している湖でもあります。

水中の地形変化、オダなどにバスがつくので、カバー見えないストラクチャーベイトの3つの要素をどう攻略するかが鍵となります。

トシロー

昔は40upが20本とか普通だったよな‥

たしかにバスの数は減ってるけど、まだまだ釣れるし、釣れればでかいから魅力的なフィールドだね。

タオル

遊漁券

高滝湖で釣りをするにはボート、おかっぱりの両方で遊漁券が必要になります。

  • 1日券 640円
  • 年券 4,320円

年間で7回以上通おうとする場合には、年券がお得です。

おかっぱり

全域護岸されている本湖を中心に、足場の良い場所が多いためおかっぱりをする場所はたくさんあります。

本湖全域の各箇所も道路からすぐに水辺に出られるところが多く、アクセスも比較的しやすいのが特徴です。

養老川の上流部は、膝下ぐらいの水深の場所も多く、安全面には配慮が必要ですが、夏には短パンで入水して釣りが可能です。

トシロー

雨のあとに砂が堆積して埋まると危ねーよ!

そうだね。そこは要注意。

膝まで埋まって抜けなくなると50cmの水深でも溺れちゃうからね。

タオル

レンタルボート、ボートの持ち込み

高滝湖のレンタルボート店は1店のみとなっています。

船は12ft~14ftまでの免許が必要な船の他、免許不要艇もあるので、船舶免許がない場合もエレキを使用してボート釣りが可能です。

1人乗りで、エレキレンタルのフルセットを借りた場合には、遊漁券等すべて合わせて6,040円となります。

また、マイボートの持ち込みも可能となっていますが、エンジンの使用はできません

エンジンがついている分には問題ありませんが、使用ができないというルールになります。

高滝湖企業観光組合

所在地:〒290-0557 千葉県市原市養老字柏野1365-1番地

TEL :0436-98-1277

小型1人乗船2,160円
小型2人乗船2,700円
大型船3人迄3,240円
安全管理費(ボート持ち込み)1,080円
エレキセット3,240円
バッテリー1,620円
エレキのみ1,620円

ワカサギレイク

高滝湖ではワカサギ釣りも盛んに行われています。

冬季はバス釣りよりも、ワカサギ釣り人口の方が多く、桟橋にはドームなどもあります。

釣果の方は河口湖、相模湖などの有名レイクに比べると劣りますが、300匹以上釣り上げる方もいるので、魚影としてはそれなりに濃いと思われます。

レンタルボートの釣りでは、このワカサギについているバスをどう攻略するかが、キーとなるのは間違いありません。

高滝湖の季節別攻略

(出典:OSP

春編

2月中旬~4月下旬にかけてはワカサギの産卵期となり、養老川、古敷谷川の流入河川にワカサギが遡上してきます

春のバスは、このワカサギに完全にリンクしているようです。

3月~4月のプリスポーン期には、流入河川の入口付近でワカサギの群れが確認できるので、ミノーやシャッド、シャッド系ワームのミドストなどが有効となります。

特に温かい雨が降った後には、一気にバスの活性があがり、ワカサギ喰いのバスが動き始めるため、二桁釣果なども望めるタイミングです。

トシロー

阿部ガイドが毎年30本で春爆とか、あれホントかよ!?

ホントでしょ。阿部進吾さんは高滝湖を知り尽くしてるからね。

ガイドで乗ればほんとに色んなことを教えてくれるよ!

タオル

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夏編

アフタースポーン期には、浮魚礁や桟橋、オブジェなどのストラクチャーにバスが付き始めます

高滝湖ではストラクチャーが少ないため、縦に入っているストラクチャーや浮き物はかなり重要なポイントです。

また、ボトムのオダでエビを意識したバスも釣れ始めます。オダをスモラバ、キャロ、フリーリグなどの根掛かりの少ないルアーで丁寧に攻めるのも効きます。

7月に入ると、ワカサギパターンが復活し、湧き水やブレイク沿いにバスがスクールを作ることが多く、1箇所で連発することもあります。

夏には流れを求めて、養老川の上流にバスが濃くなる季節です。

かなり浅い水深で、プレッシャーに日々さらされている見える魚は難易度が高いですが、釣果アップには狙う必要があります。

軽量のノーシンカーや虫などを駆使して、口を使わせるパターンを追求しましょう。

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秋編

9月には台風や大雨により、増水したり、濁りが入ったりと安定しない状態が続きます。

そのような不安定な状況で、バスは本湖のオダ、ストラクチャーなどの変化に身を寄せる傾向があります。

10月に入ると気温の低下とともにターンオーバーが発生し、水質が一気に悪くなるので、この時期は少しでも良い水を求めるのが釣果の鍵を握る。

チャンネルライン沿いのボディーウォーター付近は水の動きがあるので有望です。

やや深いレンジをディープクランクやスピナーベイトなどで早い動きで反応させるのが効果的。

トシロー

夏のアオコまみれから回復すると、釣れる気になるんだけど甘くねーんだよな‥

一年中だけど、ワカサギについて回ってるから居場所を特定するのが難しいね。

魚探とにらめっこして、釣るのも面白いけどね。

タオル

冬編

12月に入ると水温は10度を切ることも多くなる。

この時期は本湖下流側のディープをじっくり狙うのが良い。

ダウンショット、ジグヘッド、メタルジグなどでボトム付近にいるバスの鼻先を通すように、丁寧に探る必要があります。

あまり広範囲を狙うことはできないので、1日数箇所レベルでワンスポットを丁寧に角度を変えて狙うなど、忍耐が必要です。

トシロー

冬は管釣りのほうが楽しいだろ‥

冬でもシャローが熱い日もあるよ!

しかも出ればほとんどが45cmオーバーだし、真冬の1匹は、ハイシーズンの10倍ぐらいの価値がある気がするね。

タオル

高滝湖のおすすめポイント

最下流エリア

沢又橋下流

沢又橋より下流はボートの侵入が禁止されており、おかっぱりのみのエリアとなります。

冬~春にかけて実績が高く、コンクリートの護岸際には障害物が多く沈んでいるため、足元を丁寧にネコリグなどで探るのが効果的です。

神社下

水中まで伸びた階段状の護岸は岬の役割を果たしています

桟橋の下にはオダが大量に沈んでおり、春先などに階段状の地形とオダを絡めて水深を刻んで探るのが効果的です。

根掛かりが多いので、フリーリグやネコリグがおすすめ。

大和田ワンド

冬季には北風をブロックして、水温が安定するエリア

最奥には複数のインレットと大量の浮きゴミ、ボトムにはオダとかなり複雑なストラクチャーが絡んでいるため、カバー攻略がメインになります。

パワーフィネスやネコリグで果敢にオダや浮きゴミを狙いたいスポットです。

トシロー

ここで釣れたことねーよ!

おかっぱりの人が多いから、プレッシャーは高いけど、バスは確実にいるよ。

浮きゴミの下をうまく狙えば、釣果は安定すると思うけど。

タオル

本湖

加茂橋

加茂橋西側には道路が水没しており、ハードボトムと地形変化にバスがスクールで入ってくるスポットです。

おかっぱりからは遠投が必要ですが、届く範囲内なのでヘビキャロなどを使って遠投して広く横方向に探ることが効果的です。

鳥居前

スロープが沖にかけて沈んでおり、1年中バスをストックしています。

ダウンショット、スモラバ、キャロなどで丁寧にボトムの変化を釣ることが肝です。

ベイトが入ってくると途端に連発することもあります。

トシロー

いつ見ても人が浮いてるから、やる気にならねーし!

当たり外れが激しいから、粘るのは危険かもね。

でもスクールが回ってくるポイントだから、タイミング次第では連発も期待できるポイントだね。

タオル

古敷谷入り口

鳥居から道路後が300mわたり沈んでおり、夏から冬にかけてハードボトムにはワカサギが溜まります

湧き水が多くあり、夏、冬ともにこの湧き水付近をダウンショット、シャッドのドラッキングなどで狙うと効果的。

境橋スロープ

高滝湖を代表する1級スポットとなっています。

5m~1mへのブレイクラインが岸際に寄っており、河口中央部付近が浅い馬の背状の地形を形成しています。

沖に張り出したスロープにサンドバーが絡んでおり、バスの回遊スポットになっています。おかっぱりからはヘビキャロ等を遠投してボトムの変化をゆっくり探るのが効果的です。

養老川

植物園

ヘラ台などのストラクチャーとボトムに沈むオダなど変化に富むポイントになります。

春先などは閉鎖された水域なので水温が上がりやすく、シャッドなどで釣果が上がりやすいです。

駐車場が5台ほどあり、おかっぱりの人気スポットになっています。

鉄板前

大羽根橋の上流に鉄板が打ち込まれており、パイプから水が出ているポイントです。

水が出ていれば、夏場などには絶好のスポットで、ベイトフィッシュとともにバスが回遊してきます。

ボート、おかっぱりともに人気のスポットなので、プレッシャーは高いですが、濁りや風などの要素がうまくハマればかなり期待できるスポットです。

春~秋にかけてがおすすめになります。

飯給エリア

テトラポッドや滝など、バスの付きそうな要素が多くあり、上流域での人気スポットになっています。

ウェーディングや短パンスタイルで浅瀬に侵入可能なので、夏場のおかっぱりの定番スポットです。

見えるバスが多いですが、賢いバスが多く、一筋縄ではいかない印象です。

2インチ程度のワームのノーシンカーや虫などでフィネスな釣りか、ビッグベイトの早巻きなどの両極端な釣りが効果的になります。

トシロー

2インチのノーシンカーとか、飛ぶわけねーし!

PEの0.2号とかを使って、XULとかの柔らかいロッドを使えばキャストできるよ。

そんなに遠投はできないけど、ここまでやらないと喰わないバスが多いからね‥

タオル

高滝湖のおすすめルアー

OSP ハイカット、ビーフリーズダイブ

春先の定番シャッドパターンにはこの2つが実績あり。

適度な潜行深度と飛距離でハイピッチなアクションが有効です。

早めのただ巻き、ストップ&ゴーでリアクションバイトを取るのが一般的な使い方になります。

おすすめはOSPのハイカットとラッキークラフトのビーフリーズダイブです。

トシロー

ビーフリーズってなんで人気あんの?

安定して泳いでくれるところかな。

かなりのスピードで巻いてもまっすぐ泳いでくれるから、リアクションバイトを狙うような早巻きには最高のルアーだね!

タオル

ドライブビーバー フリーリグ、ノンスタックジグ 3.5g

沖のオダを探るには絶好のフリーリグ。

根掛かりが少なく、オダを丁寧に乗り越えさせることができ、フリーな動きでバイトが深くなります。

フォールは遅いですが、スモラバもオダ攻略の定番です。

ラバーの複雑な動きですれにくく、ノンスタックジグなら、ほどよいスタック感で丁寧にオダを探ることができます

スワンプミニ ノーシンカー

上流のサイトフィッシングにはスワンプミニのノーシンカーがおすすめです。

PEラインの0.2号前後に4lb程度のリーダー、SULアクションのロッドを使えばキャストは可能。

飛距離が重要なので、PEラインの使用は絶対になります

ブリッツEX DR、ショットオーバー5

夏~初秋にかけてはディープレンジでリアクション効果の高いクランクベイトが効果的です。

広く横方向を探ることができるので、ブリッツEXDR、ショットオーバー5などの4~5mレンジに対応でき、巻き感が軽いプラグがおすすめです。

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トシロー

ディープクランクなんて、巻くの重すぎてできねーよ!

ブリッツEXDRとショットオーバー5は、ディープクランクの中ではかなり巻が軽いと思うよ。

ローギアのリールを使えば、かなり楽に巻けるはず!

タオル

最後に

高滝湖はベイトへの依存度が高い湖です。

スクールで回遊するバスが多く、当たれば連発することもありますが、逆に狙いがはずれてしまうと全く反応がないなんて日もあります。

カバーへの依存度が低い傾向があるので、普段はカバーメインでやっている方には、攻略しがいのあるフィールドです。

一時期よりはバスが減少傾向なのか、爆発的な釣果は聞かれませんが、それでも春には30匹などの「春爆」という言葉が毎年聞かれます。

難易度は高めのフィールドにはなりますが、そこが意外にハマってしまうポイントにもなっていて、アングラーを引き寄せます。

この記事を参考にしてもらって、ぜひ高滝バスの動きを掴んで下さい。

 

何度か通ってみて、「もうお手上げ!」という状態ならば、高滝湖でガイドサービスを行なっている阿部進吾プロ折金一樹プロのガイドサービスを受けてみるのもいいかも知れません。

阿部進吾プロは、「この人やばすぎる‥」というぐらい高滝湖のバスを知り尽くしています。

ガイドを受ければ高滝湖だけでなく、バス釣り全般の技術向上に間違いなくプラスになるので、かなりおすすめです。

阿部ガイドはかなりオススメです!

タオル

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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