こんにちは!
釣り歴25年。ゲーリーヤマモトを愛してやまないタオルです。
2インチセンコーって使いますか?
目次
ヤマセンコーとは?
ゲーリーヤマモトのヤマセンコー。
言わずと知れたスティックベイトの超名作です。
フォール時のくねくねとした動きがバスを魅了する
フォールベイトのスタンダードとしての確固たる地位を築いています。
バス釣りをしている方で常にスタメンからは外れたことがないなんて方も多くいるのではないでしょうか。
僕もそんなうちの一人で、タックルボックスからなくなったことがないぐらい愛用しています。
サイズ
2インチ~7インチまでラインナップされており、
波動の強弱やベイトサイズによって使い分けが可能です。
(出典:フィッシングスクエア 楽天市場店)
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カラー
サイズによって発売されているカラーの種類は違いますが、
2インチのカラーは22種類のラインナップとなっています。
(出典:ゲーリーヤマモト)
ヤマセンコー2インチってどんなワーム?
今回紹介するのは最小サイズの2インチヤマセンコーです。
(出典:Amazon)
重量 : 1.6g
全長 : 5cm
ボリュームが手頃で、すれたバスや神経質なバスにも口を使わせる要素を持っています。
ゲーリーの高比重マテリアルなので、フォールスピードは割と早めです。
結構手返しよく使うことができます。
3インチ以上のセンコーにはない不規則なフォールが釣れる要因かも知れません。
フォールスピードを抑えたい時にはカラーは限られますが、ノンソルトタイプを使用することで、使い分けることができます。
ヤマセンコー2インチのメリット
最大のメリットはコンパクトで余計なパーツがついておらず、
ゲーリーマテリアルの高比重素材なので、
抜群に飛距離が出ます!
このサイズでこんなに飛距離が出るワームはイモグラブ以外では見たことがありません。
飛距離が出る=キャストしやすいということに繋がります。
キャストしやすい=正確にカバーにキャストできる=釣れる!
このキャスタビリティーは正直かなりメリットを感じています。
特にリザーバーなどのクリアな水質では、
ライトなカバーについているバスも結構神経質で、
ディスタンスを長く取れることはかなりのメリットです。
そして、このコンパクトな一口サイズのワームですから、釣れないわけがないという印象です。
フォールスピードも結構早めなので、スピーディーに探っていいける所もメリットの一つです。
ヤマセンコー2インチのおすすめリグ
ノーシンカー
フォールの不規則なゆらゆらアクションを活かすのであればノーシンカー一択です。
自重の割によく飛び、フォールも速目なので、待つストレスがあまりありません。
ワッキー掛けにしても、オフセットフックでの通常セッティングでもどちらでもいい動きをします。
ワッキー掛けのノーシンカーで中層をスイミングさせるのもおすすめです。
ミドストは難しくてできないという方も、かなり抵抗があるのでノー感じにならず、使いやすいと思います。
オフセットの通常セッティングでは連続したトゥイッチで小魚をイミテートしてもよく釣れます。
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スモラバのトレーラー
あまり一般的ではないですが、1.3g~1.8gのスモラバのトレーラーとして使用します。
フックセットが特徴的なのですが、ワッキー掛けでセットします。
これを中層スイミングで使用してみてください。
アクションは強めのトゥイッチ&フォールといった感じで使用します。
ワッキー掛けした2インチセンコーがトゥイッチ時にはバイブレーションし、
トゥイッチ後のブレーキの役割も果たすことで、かなりメリハリが効いたアクションを生み出すことができます。
また、視覚的にもスモラバの複雑なラバーの動きにプラスして、センコーが曲がっては直線になる変化でバスを誘います。
あまり、中層でこの手の波動にすれていないせいか、超メジャーフィールドでこのリグのみで20本以上釣ったことがありました。
ライトキャロ
河川のスモールマウスに抜群に効くのがライトキャロです。
1.8g~3.5までのバレットシンカーを使用して、リーダーは40cmぐらい取ります。
水中で蠢くように微妙なアクションをするのがスモールマウスに効くのかわかりませんが、とにかく良く釣れます。
もちろんラージマウスにも効くのですが、スモールマウスが異常なぐらい反応するので、スモールマウスを狙う時には是非使ってもらいたいです。
ヤマセンコー2インチの使い所
オーバーハング
一番のおすすめはオーバーハングへのスキッピングです。
飛距離が出て、スキッピングもやりやすく、ディスタンスもとれるので、
奥行きのあるオーバーハングも最奥まで入れることができます。
オーバーハングの最奥に一口サイズのルアーを入れられるメリットはかなり大きいです。
ライトカバー
薄めのブッシュ、レイダウン、葦際なんかのライトカバーにも果敢に入れられます。
ワッキー掛けで使う場合にはガード付きのマス針を使用すれば、
ある程度は根掛かりを抑えられます。
オフセットフックを使用すればさらにウィードレス効果は高まるので、シチュエーションに応じて使い分けて下さい。
岩盤、縦スト
これも鉄板ですが、フォールアクションで誘います。
適度な距離を保ちながら、速目のフォールで手返し良く誘う事が出来ます。
ワッキー掛けで、タイトにフォールさせるのが肝です。
ヤマセンコー2インチのタックルセレクト
ロッド・リール
自重1.6g程でリグとしてはフックを入れても3g以下になります。
スピニングタックルを使用した方がストレスはないと思います。
ロッドはUL~Lクラス。カバーをメインでやる時にはMLでもいいかもしれません。
キャストしやすいロッドを使ってください。
ライン
ラインはノーシンカーならPEラインの0.6号にリーダー6lbをおすすめします。
ノーシンカーはあたりが取りづらいですが、PEで感度も上がり、
リーダーとの結束部を見ているとあたりがわかりやすいと思います。
PE0.6号を使用すれば飛距離もフロロ4lbと比較するとかなり出ます。
フック
オフセットフック
フックはオフセットフックの場合はデコイSSフックの#3~#6がサイズ的にマッチします。
カバーで強めのフックを使用する際には、リューギのリミット#2がおすすめです。
太軸で伸ばされない安心感があり、ナローゲイブで一体感があり、フックポイントがやや外向きなのでかかりがかなりいいです。
マス針
FINAのフィネスワッキーガード がおすすめです。
ガードの固さが適度で、フッキングの妨げにならず、根係りもいいバランスで防いでくれます。
ヤマセンコー2インチのカラー
ヤマセンコー2インチのカラーは22種類と4インチ、5インチとかなり少なくなっています。
そんなカラーの中でもおすすめのカラーは「#219 ダークワインペッパー」です!
(出典:ゲーリーヤマモト)
「#297 グリーンパンプキン/ブラックフレーク」「#042 ウォーターメロン(ソリッド)」などは鉄板ですが、この「ダークワインペッパー」はステイン、マッディーで威力を発揮します。
房総リザーバーや野池などでステイン色のフィールドは多いと思います。
そこではぜひこのカラーを使ってみて下さい。
亀山ダムで他のカラーがダメでもこのカラーにだけバイトが集中する時があって不思議な力を持っています。
「みみず」カラーに若干似た系統で、「ミミズ」があればベストなんですけどね‥
キャスティング別注カラーで出てくれるのを願うばかりです。
ぜひ使ってみてほしいカラーです!
ヤマセンコー2インチのカスタムチューン
青木大介さんが紹介して有名になったチューニングを紹介します。
(出典:ゲーリーヤマモト)
この画像のように2インチセンコーの両端1センチぐらいを、ハサミで切れ目を入れてスカートのようにします。
フォール時のゆらゆらするアクションは失われますが、ピリピリと細いスカートが細かく振動し、オリジナルとは全く違ったアクションを生み出します。
ワームがダメージを受けてしまった際にやってみると無駄なくワームを使えますね。
最後に
2インチヤマセンコー=せこ釣りの極みのようなレッテルを張られがちですが、
実際に日本のハイプレッシャーなフィールドではバイトを得るために、ここまでフィネスな釣りをする必要がある場合もあります。
釣果優先のスタイルであれば、使わない手はないです。
飛距離が出るというのは、想像以上にメリットになります。
2インチヤマセンコーを使って、ハイプレシャーフィールドを攻略してみてはいかがでしょうか。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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